Collection No 26 真空断熱スポーツボトル FBE-500 1998年
製品紹介 Product Introduction
1998年に発売された、業界初の保冷専用で直接口をつけて飲む「真空断熱スポーツボトル」です。「コップに注いで飲む」という従来の水筒の常識を超えた新しいコンセプトの製品でした。当時アメリカにいた日本人スタッフから「アメリカではペットボトルの水を持ち歩いて飲む習慣があるから、それに合うような保冷専用のボトルを作ってみないか」と、ラフスケッチの描かれたファックスが送られてきたのが発端でした。
開発者コメント Developer’s Comment
発売当初は新しい飲み方がなかなか受け入れられず、ブレイクするまで時間がかかりました。
1998年は日本国内で500mlサイズのペットボトルの普及がようやく始まった時期でした。当時のペットボトルは現在のキャップ式とは異なり、2重構造の飲み口を引き上げてその隙間から飲むタイプが多く、本製品も「クイック スパウト」と名付けてスポーツシーンでのカッコいい水分補給スタイルを訴求。2000年には1Lサイズを追加して認知と需要を広げましたが、市場で大きくブレイクしたのは現在の主流であるワンタッチ・オープン式のFDKシリーズ(2002年発売)まで待つことになります。とはいえ従来の“コップ式水筒”の概念を一新する新しいステンレスボトルの基礎を作り上げた逸品です。
Point!
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引き上げるだけで飲めるクイックスパウト
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しっかり持てるラバーグリップ
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いまやスポーツボトルはスポーツシーンに欠かせないアイテムに。
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