2024年9月6日(金)、「CLUB THERMOS」主催で、料理研究家のたっきーママさんによる「サーモスのフライパンを使った料理教室」が行われました。昨年は東京での開催でしたが、今回はご要望が多かった大阪での開催です!昼・夜の2部制でそれぞれ2品を作るほか、シークレットデザートも用意され、会場は大いに盛り上がりました!
目次
取っ手のとれるフライパン、マルチポット、包丁など、サーモスのキッチン製品を使って調理!
クラブサーモス会員さまを対象に、大阪・梅田の料理スタジオで開催された本イベント。約100名の応募の中から、各回12名の方にご参加いただきました。4名ずつテーブルに分かれ、たっきーママさんの説明を受けてからグループで調理を行います。抽選ということもあり、みなさんおひとりでの参加でしたが、徐々に打ち解けて会話も弾んでいました。
サーモスでは2019年より「毎日の料理に役立つアイテムを提案したい」との想いから、フライパンや保存容器、キッチンツールなどを中心としたシリーズ「KITCHEN+(キッチンプラス)」を展開しています。
今回の会場にも2024年8月に発売されたばかりの新製品を展示し、参加者のみなさんにも手に取って見ていただきました。
イベントで主に使用した製品は、「取っ手のとれるフライパン」「マルチポット」「包丁」「スープジャー」の4種類。
サーモス製品でも人気のある「取っ手のとれるフライパン」シリーズは、フライパンだけでなく、着脱がしやすくなった取っ手や、蒸気口を増やして安心して使えるようになった別売のフタなど、リニューアルしてさらに使いやすさが向上しました。
コロンと丸い鍋「マルチポット」は、これひとつで煮る、炒める、炊くなど多様な調理ができる優れもの。フタには湯切り穴があったり、フタのハンドルが折りたためたりと、収納性も抜群です。
さらに、サーモスで初めての「包丁シリーズ」も!日本製刃材で切れ味の良さを追求しつつ、スリムな刃幅で使いやすさにこだわった製品です。包丁シリーズは定番の「ファインエッジ」と、硬度・耐摩耗性に優れた「グランエッジ」があり、今回はみなさんに「グランエッジ」の三徳包丁を使っていただきました。
事前アンケートで「使っている」と答えてくださった方が多いスープジャーも新しくリニューアル!すべてのパーツが食器洗浄機で洗えるようになりました!
ちなみに、たっきーママさんやスタッフが着用しているのは、今年、サーモスブランド誕生120周年を記念して作られたエプロンです。1904 年にドイツで誕生したサーモスは、世界で初めてガラス製魔法びんを製品化。1907年にはイギリス、アメリカ、カナダでサーモス各社が設立。さらに1978 年には日本の技術力で「高真空ステンレス製魔法びん」を生み出しました。
描かれているイラストは、ガラス製魔法びんを模した宣伝車「サーモスカー」。1909年頃、アメリカではこのサーモスカーで各地を練り歩いたそうです。
Cookingreport!
料理研究家・たっきーママさんによる、3品の新作メニュー
講師を務めるたっきーママ(奥田和美)さんも、長年のサーモスファン。2024年5月からはCLUB THERMOS連載コラム「たっきーママのサーモスライフ」がスタート!熱いサーモス愛を毎月更新で伝えてくださっています。
今回はたっきーママさんに「取っ手のとれるフライパン」を使ったメイン料理、「マルチポット」を使った副菜、「スープジャー」を使ったデザートの計3品を考えていただきました。
「新製品を実際に試せるまたとない機会です!こんな使い方ができるんだと知ってほしい」と言います。
また、大阪在住のNadiaアーティスト・川崎利栄さんもアシスタントとして参加。たっきーママさんと一緒にみなさんのサポートを行います。
Profile
たっきーママ
料理研究家。著書20冊以上、120万部突破。
第3回料理レシピ本大賞入賞、企業のレシピ考案を中心に雑誌、テレビ出演多数。
手間を省いた美味しいレシピに定評があり、特にお弁当レシピが人気。
【メイン】取っ手のとれるフライパンで作る「牛肉ときのこの秋のパエリア」
料理教室では、たっきーママさんによる簡単な解説&デモがあり、その後、テーブルごとに4名のグループで調理をします。一品目はメイン料理「牛肉ときのこの秋のパエリア」。まいたけやしめじなど複数のきのこをたっぷり加えた、秋らしいレシピです。
「パエリアってお米を炒めたり、ご飯に芯が残ったりと、難しくて面倒なイメージがありませんか?今回は本来のパエリアの作り方とはちょっと違いますが、工程を簡単にしつつ、失敗しないレシピを考えました」とたっきーママさん。
本来のパエリアは「お米は洗わず使う」「浸水させない」ことでパラパラの仕上がりになりますが、今回のレシピはあえて浸水させ、ふっくらと炊き上げます。和風寄りの味付けなので、どちらかというと炊き込みご飯のような味わいなのだそう。
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作業に取り掛かる前に、フライパンに取っ手を装着!ワンタッチで簡単に着脱ができ、カチッとハマるホールド感を体験していただくと、「あっ、これでいいんだ」「なるほどね~」という声が聞こえます。
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材料は前もって計量してありますが、きのこや牛肉など一部の具材はあえてそのままに。順番に包丁の切れ味を試していただく機会にしました。
たっきーママさんも各テーブルをまわり、丁寧にアドバイス。「包丁、本っ当によく切れるから!ケガをしないようにね!」と心配する声が“お母さん”そのものだと、会場では温かな笑いも生まれました。 -
テーブルでは自然と役割分担ができ、みなさん軽やかな手つきで作業を進めていきます。
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取っ手のとれるフライパンで、きのこ→牛肉の順番に炒めたらいったん取り出し、同じフライパンに浸水させたお米や玉ねぎを加えて加熱。煮立ったら牛肉類を戻し入れて炊き上げます。
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参加者のおひとりは「フライパンでお米を炊くのは初めて。フライパンを洗わずそのまま次の工程に移れるのがいいですね!」とコメントをくださいました。
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味付けのメインとなるのは「焼肉のたれ」!少ない調味料でも味がしっかり決まるのだそう。炊いている間に2品目に取り掛かります!
【副菜】マルチポットで作る「根菜の甘酢あん」
続いては、マルチポットで作る副菜「根菜の甘酢あん」。さつまいもやれんこんなど、こちらも秋を満喫できる一品です。
「深さがあるマルチポットで作るので、油ハネが少ない上に、フタについている湯切り穴から余分な水分や油分を流すこともできるんです」とたっきーママさん。
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かたいさつまいもは電子レンジで軽く加熱し、片栗粉をまぶしてからマルチポットに。その上にれんこんや玉ねぎをのせ、油を回しかけます。「野菜の水分でふっくら蒸すように仕上げる」のがポイントだそう。
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「れんこんはレンチンしなくてもいいんですか?」という参加者の方からのご質問に、たっきーママさんは「れんこんはシャキシャキに、さつまいもはホクホクさせたいので、れんこんはマルチポットのみで火入れします」とコメントしていました。
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蒸し終わったら、野菜から出た余分な水気を流します。マカロニなどのパスタをゆでた時も、ザルなどを使わずに湯切りができます。洗い物も減らせますね。
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最後に甘酢あんをからめると、つやつやの仕上がりに!見るからにおいしそうです!
【デザート】スープジャーにはシークレットデザートが!
デザートは、スープジャーを使った「あずきミルクの抹茶アイス」。実はみなさんが来場される前から各席にセットしてあり、「合図があるまで開けないでください」というシールが貼られていました。
もちろん、調理中もずっとテーブルに!
試食の前に、みなさんに種明かし。中身を確認していただくと……?朝、入れてから3時間以上経っているのにキンキンに冷えています!「おお!すごい!」「おいしそう」など、各席から歓声が上がりました。
【試食】おいしい料理に舌鼓!会話も弾む盛況な会に
\ みなさんに作っていただいた2品が完成しました! /
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メイン料理の「牛肉ときのこの秋のパエリア」は途中でミニトマトや大葉、レモンも加わり、華やかな雰囲気に!フライパンは取っ手がとれるので、食卓にそのまま出しても映えますね。
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副菜の「根菜の甘酢あん」はゴロゴロとした大きめの具材で食べごたえたっぷり。根菜に甘酢あんが全体によくからみ、ごはんとの相性も良さそうな味わいです。
そしてこちらが、たっきーママさんが作った「あずきミルクの抹茶アイス」。ゆであずきと牛乳、練乳を混ぜて凍らせたあずきミルクを下に入れ、抹茶アイスをトッピングしています。あずきミルクは甘さ控えめでさっぱりとした味わいで、あの有名なバーアイスを思わせるほどのおいしさ!
冷たさを持続させるコツは、「最初にスープジャーに氷水を入れて冷やすこと」。冷やす時間は5分程度でOK!朝お弁当を作る際に一緒に用意すれば、ランチタイムのうれしいデザートになりそうです。
参加者のみなさんも興味津々。「ずっと常温で置いておいたのに冷たくておいしい!」「スープジャーって冷たいものにも使えるんだ」との声があがります。
たっきーママさんは「下に加えるシャーベットがドライアイスのような役割を果たしてくれます。他にもソーダ味のアイスキャンディーの棒を抜いて下に入れ、上にバニラアイスを組み合わせてもいいし、凍らせた輪切りバナナの上にチョコアイスをトッピングしてもおいしいですよ」とおすすめを教えてくれました。
夜の部はお酒もふるまわれ、サーモスのカップで乾杯!おいしい料理とお酒に会話もより弾みました。たっきーママさんへの質問タイムや2ショットタイムなどもあり、昼・夜の部ともに明るくにぎやかに終了した本イベント。参加された方は「サーモス製品は水筒とスープジャーしか使っていなかったのですが、こんなにいろいろ発売されているとは知りませんでした。来て良かったです」と笑顔を見せてくれました。
Recipe
introduction
【レシピ】
味しみコク旨!失敗知らず【牛肉ときのこの秋のパエリア】
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材料(4人分)
- 米 2合
- 玉ねぎ 1/2個
- 牛こま切れ肉 300g
- ミニトマト 4個
- 大葉 2枚
- レモン(くし形切り)2個
- サラダ油 大さじ1
- 【A】まいたけ 1パック
- 【A】しめじ 1パック
- 【A】ブラウンマッシュルーム 8個
- 【B】水 380ml
- 【B】焼肉のたれ 大さじ3
- 【B】顆粒コンソメスープの素 小さじ2
- 【B】塩 小さじ1/2
・事前準備
米は軽く洗い、米が浸るぐらいのたっぷりの水(分量外)に30分ほど浸水させ、ザルに上げて水気を切る。
玉ねぎはみじん切りにし、ミニトマトはへたを取り除き、4等分に切る。
しめじ、まいたけは根元を切り落とし、小房に分ける。ブラウンマッシュルームは石づきを切り落とし、薄切りにする。
- 1取っ手のとれるフライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、【A】を入れて炒めて、水分が出てきたら端によせ、空いているところに牛こま切れ肉を入れて色が変わるまで炒めて色が変わったら汁ごと取り出す。
- 2同じフライパンに【B】、米、玉ねぎを入れて中火にかけ、煮立ったら1をのせてミニトマトを散らしてフタをし、弱火で20分蒸す。
- 320分経ったら火を止めて、そのまま10分蒸らす。フタを取り、ちぎった大葉を散らしてレモン(くし形切り)をのせる。
【ポイント】
本来のパエリアの作り方(米は洗わない、浸水させない)だと、パラパラした炊き上がりになります。その場合は、工程1の後にサラダ油(分量外)を熱して米が半透明になるまでじっくり炒めてから工程2に進んでください。
ゴロゴロ具材で食べごたえ抜群!コク旨【根菜の甘酢あん】
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材料(4人分)
- さつまいも 1本
- れんこん 180g
- 玉ねぎ 1/2本
- 片栗粉 小さじ1
- いりごま(白)適量
- サラダ油 大さじ3
- 【A】砂糖、醤油、水 各大さじ2
- 【A】酢、ごま油 各大さじ1
- 【A】片栗粉 小さじ1
・事前準備
れんこんは皮をむき、1cm幅のいちょう切りにする。
玉ねぎは繊維に沿って1cm幅のくし形切りにする。
さつまいもは1cm幅のいちょう切り(又は半月切り)にして耐熱容器に並べ、水で濡らして軽く絞ったペーパータオルをかぶせてからふんわりラップをかけ、レンジ(600w)で3分加熱する。
- 1ポリ袋にさつまいも、片栗粉を入れて空気を入れて口を閉じ、よくふって全体にまぶす。
- 2マルチポットに1、れんこん、玉ねぎの順に重ねて入れ、サラダ油を全体にまわしかけたらフタをして中火にかけて、2分30秒蒸す。
- 3フタを押さえながら上下にふって混ぜ、さらに2分30秒蒸す。
- 4フタを取り、混ぜ合わせた【A】を加えてとろみがつくまで混ぜ、器に盛り付け、いりごま(白)を散らす。
【ポイント】
野菜は、かたいさつまいもを下にして揚げ焼き状態にし、その上に残りの野菜をのせて蒸すようにすることでふっくらと仕上げます。途中でふって全体を混ぜ、油を行き渡らせてください。
スープジャーで冷たいデザート!【あずきミルクの抹茶アイス】
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材料(4人分)
- ゆであずき 80g
- 牛乳 50ml
- 練乳 大さじ1/2
- 抹茶アイス 50g
・事前準備
チャック付き保存用袋にゆであずき、牛乳、練乳を入れてよくもみ、空気を抜いて口をしっかり閉じて平らにして冷凍庫に入れ一晩冷やす。
- 1スープジャーに氷水(分量外)を入れて5分以上冷やす。
- 2準備しておいたあずきミルクを冷凍庫から取り出し、手で折れるくらいになったら袋の上からくずす。スープジャーに入れ、抹茶アイスをのせる。
- 3スープジャーの氷水を捨てて水気を拭き取り、2を入れて抹茶アイスをのせたらすぐにフタを閉める。
【ポイント】
スープジャーを氷水でしっかり冷やしておけばお昼までしっかり冷たさを保っています。
逆に、それをやらないと溶けやすいので必ず冷やしてください。
昼の部
Guest'sreviews
参加者の感想
ひとりでの参加で最初は緊張しましたが、料理を通じて自然とみなさんと話せるようになり、楽しく過ごせました。
包丁の切れ味が良くてびっくりしました!日本刀みたい。実際に使ってみて、軽さやスリムな形を実感できました。
マルチポットのサイズ感がすごくいいですね。
大きすぎず小さすぎず、ツルッとしたコーティングで具材がくっつかないのが使いやすかったです。
スープジャーのアイスの冷たさに驚きました!何時間も前に準備されたとは思えないくらい。 子どものお弁当デザートにいいですね。
夜の部
参加者の感想
料理教室は初めての参加でしたが、みなさんと料理しながら楽しく過ごせました。来て良かったです。
サーモスの調理器具を初めて使いました。フライパンも軽くて使いやすかったので、家にもひとつ欲しいと思いました。
パエリアは焼肉のたれをメインにしたとは思えないほど深い味。
余らせてしまいがちなたれをこんな風に使えるんだと新しい発見でした。
お料理がどれも簡単で作りやすかった。子どもも喜びそうな味付けなので、家でもさっそく試してみたいと思います。
今回の料理教室で使用したグランエッジ KKB-S165を抽選で5名様にプレゼント!
応募はこちらCLUB THERMOSでは今後も会員のみなさんに喜んでいただける魅力的な企画を提案していく予定です。
どうぞお楽しみに!