フライパンの料理教室イベントレポート

2024年12月19日(木)、「CLUB THERMOS」主催で、料理家の神社あゆさんによる「シャトルシェフを使った料理教室」が行われました。昼の部、夜の部ともに合計で3品を作ります。「シャトルシェフでこれも作れるの?」という意外なレシピもあり、大いに盛り上がったイベントの様子をくわしくお伝えします!

リニューアルしたシャトルシェフ&新製品を使って料理しよう!

クラブサーモス会員さまを対象に、レシピサイト「Nadia」が運営するキッチンスタジオで開催された本イベント。東京でも早朝から雪がちらつくほど寒い日でしたが、徐々に天気は回復。ひとりもキャンセルが出ることなく、20~50代の方まで各回8名がご来場くださいました。みなさんサーモスユーザーで料理好き、さらに神社さんファンと共通項が多数!初対面でも自然と親しくなり、会話が弾んでいました。

当日は会場にさまざまなサーモス製品を展示し、参加者のみなさんにも実際に見て触っていただくようにしました。クラブサーモスの担当者にとっても、ユーザーさんのご意見を聞ける貴重な機会です。

今回のイベントで主に使用する製品は、「真空保温調理器シャトルシェフ」「マルチポット」「包丁」の3種類です。

「シャトルシェフ」は発売から35周年を迎えたサーモスのロングセラー製品。短時間火にかけた調理鍋を保温容器で丸ごと保温し、余熱で食材に火を通す「保温調理」ができる調理器具です。2024年夏にリニューアルし、調理鍋がセラミックコーティング「セラプロテクトコート」に変わりました。傷がつきにくく耐久性が高くなり、使いやすさがアップしています。

さらに、煮る、炒める、揚げるなどさまざまな用途に使えるコンパクトな鍋「マルチポット」と、日本製刃材で切れ味にこだわり、食器洗浄機にも対応する「包丁シリーズ」も用意しました。どちらも2024年夏に発売された新製品で、今回の料理教室では実際の使い心地をチェックしていただきました。

シャトルシェフを長年愛用!講師は料理家の神社あゆさん

講師を務めるのは、料理家の神社あゆさんです。長年のサーモスファンで、特にシャトルシェフは「使わない日がないくらい」愛用されているほど。2024年5月からは、さまざまなサーモス製品を徹底レビューする「深掘りサーモス」の連載も担当してくださっています。

毎朝5時半にTiktokでの生配信を続けている神社さん。飾らない普段の料理風景が見られるため「欠かさず見ています!」というファンの方も多数おられました。

「シャトルシェフは保温調理ができる鍋。つきっきりにならなくても余熱でおいしく仕上がるので、忙しい時ほど活用してほしいですね。今日はシャトルシェフをはじめ、サーモス製品の魅力をみなさんに知ってもらえるメニューを考えました」と神社さん。
また、Nadiaアーティストの笠原知子さんもアシスタントとして参加。みなさんの調理サポートを行います。

Profile

神社あゆ

料理家。長野県在住、11、8、6、4、2歳の5児の母。
身近な食材で作る簡単料理やお弁当、スイーツレシピを日々発信。
節約や時短にもつながる内容が人気を呼び、企業のレシピ開発やテレビ出演、雑誌・Webインタビューなど多岐にわたって活躍中。

Cooking Report

シャトルシェフで作る「やわらかチキンの濃厚シュクメルリ」

初めに神社さんによる簡単な解説があり、その後、4名のグループごとに調理をします。お揃いのサーモスエプロンを付け、しっかり手を洗ってからスタートです!

まず取り掛かるのは、メイン料理「やわらかチキンの濃厚シュクメルリ」。シュクメルリとはヨーロッパの小国・ジョージアの郷土料理で、鶏のクリーム煮込みのことです。日本では全国展開する飲食チェーンがシュクメルリ定食を提供したことで認知度を高めました。神社さんが「現地では、ニンニクを世界一おいしく食べるための料理と言われているそうですよ」と言う通り、お酒にも合う濃厚な一品です。

作り方は簡単!シャトルシェフの調理鍋に下味をもみ込んだ鶏もも肉と、玉ねぎやさつまいもなどの材料を炒め、牛乳や生クリームなどを加えてから数分間煮ます。後は保温容器に入れて30分置くだけ。材料はどれも計量済みですが、玉ねぎなど一部の食材はあえてそのままにし、包丁の切れ味も試していただきました。

「鶏肉はしっかり焼き色が付くよう、なるべく触らないようにね」「小麦粉はダマになっても大丈夫!後から溶けますから」と、神社さんが各チームをまわり、しっかりレクチャーします。

セラミックコーティングされた調理鍋は内側が白く、食材の変化が分かりやすいのも特徴のひとつです。参加者のおひとりは「いつもは小麦粉をまぶした食材を炒めると鍋底にこびりつきやすいけど、ツルッとしてますね!」と感心した様子でした。

材料をすべて入れ、沸騰後3分間煮ます。この段階ではまだ具材に完全に火は通っていませんが、調理鍋を保温容器にイン。シャトルシェフの保温力におまかせです。30分後に開けるのを楽しみに、2品目に取り掛かります。

【副菜】マルチポットで作る「バターライスコロッケ」

続いては、マルチポットで作る「バターライスコロッケ」。今日のような洋風の煮込み料理によく合う一品です。

ごはんにパセリやバターなどを混ぜ込み、ひと口サイズに丸めます。後は一般的なコロッケと同じように、小麦粉、溶き卵、パン粉の順番に衣をつけていきます。

各チームとも自然と役割分担ができ、みなさん慣れた様子で手際よく進めていました。

マルチポットは揚げ鍋として使用。深さがあるので油ハネも少なくてすみます。ライスコロッケは中身はそのまま食べられるので、衣に揚げ色が付けばOKなのだそう。190℃程度に温めた油で数分揚げれば完成です。参加者のおひとりから「油はどのくらい入れればいいですか?」と聞かれた神社さん。「ライスコロッケが半身浴できる程度ね!」と答え、会場が笑いに包まれました。

コロコロと丸く揚がったライスコロッケは見た目もかわいらしい仕上がり。お子さんも喜びそうですね!

【デザート】シャトルシェフで作る「自家製ヨーグルト」

  • デザートは、シャトルシェフを使った「自家製ヨーグルト」。シャトルシェフに牛乳と市販のヨーグルトを入れて約7時間、45℃で保温すると、最大2リットル分のヨーグルトが作れるそう。参加者のみなさんも「シャトルシェフでヨーグルトが作れるんだ!」と驚いた様子です。

  • 「ヨーグルトメーカーよりもたっぷり作れますし、作ったヨーグルトを取り分けておけばまた新しくヨーグルトも作れます。ザルで一晩水切りすれば、“グリークヨーグルト”と呼ばれる濃厚な水切りヨーグルトも楽しめますよ」と神社さん。ご家庭で作る際は、雑菌が入らないように鍋や器具は消毒してから使うこと、50℃以上で保温すると菌が死んでしまうため温度計で測りながら調整した方がうまくいくことなど、注意点も交えて説明がありました。今回はスタッフがあらかじめ作った水切りヨーグルトをアレンジし、おしゃれなデザートに仕上げます。

  • 水切りヨーグルトにははちみつを加え、なめらかに混ぜておきます(1歳未満のお子さんに与える場合、はちみつはNG)。透明なカップにグラノーラとヨーグルトを交互に盛り付け、最後にいちごソースとミントをトッピングします。

  • 白、赤、緑と、クリスマスにぴったりの色合い!パフェ風の盛り付けで、食卓がパッと華やかになりそうですね。神社さんはレシピ開発にあたり、いろいろなグラノーラとの相性を試したそう。「いちごやレーズンなど、ドライフルーツが入っているものがおすすめです!」とのこと。メープル味など、グラノーラに風味がついているものはヨーグルトの味わいに影響してしまうため、避けた方がいいそうです。

参加者のみなさんのおかげで、とてもスムーズに進んだ調理実習。なんと、シャトルシェフで保温していたシュクメルリが出来上がる前にほぼすべて終わってしまうという手際の良さ!

  • 完成までは会場内のサーモス製品を見ながらスタッフに質問したり、神社さんと写真を撮ったりと思い思いに過ごしました。

  • 30分後にセットしておいたタイマーがなり、シュクメルリが完成しました!シャトルシェフのフタを開けると、会場に食欲をそそるニンニクの香りが漂います。さっぱりとした後味になるよう、レモン汁を加えるのがポイントです。

  • 余熱で食べ頃の温度をキープしてくれるシャトルシェフ。「例えば、帰りが遅いご家族がいた場合でも温め直しせず、混ぜるだけで盛り付けできるのがシャトルシェフのいいところ。時間差の食事が多いご家庭にぜひ使ってほしいです」と神社さんは話します。

  • お皿に盛り付けたらパプリカパウダーを振り、パセリを飾っていよいよ完成です!

【試食】美味しい料理を堪能、明るく盛況な会に

  • 調理実習の後は試食会です。みなさんに作っていただいた料理を並べると、彩り豊かなテーブルに!

  • ニンニクの風味がしっかり効いたシュクメルリは食べごたえバッチリ!余熱でじっくり火を通すシャトルシェフの力で、大きめの具材もほろほろとやわらかく仕上がっています。「今回のレシピでは保温時間を30分にしていますが、もっと早く作りたい場合は具材を小さめに切るといいですよ」と神社さん。

  • ライスコロッケはカリカリ、サクサクと楽しい食感。ライスコロッケそのものはシンプルな味付けになっているので、シュクメルリをソース代わりにかけても美味しく 楽しめるそう。

  • 調理中から「かわいい」「映える!」と評判だった、自家製ヨーグルトのアレンジ。試食した方からの「おいしい!」との声に、神社さんは「でしょう~!」とにっこり微笑みます。

  • 夜の部はお酒もふるまわれ、サーモスのタンブラーで乾杯!美味しい 料理とお酒に会話もいっそう弾みます。神社さんへの質問タイムでは「子どもの好き嫌い、どうしていますか?」「いつも献立をどう考えてますか?」といったお声も。

  • 「食事の時間を苦痛にしたくないので、無理強いはせず『一口だけどう?』と促す程度にしています。5人子どもがいると、同じように育てても食べられる子と食べられない子がいます。親としては、いつか食べられるはずと気楽に構えるといいのかなと思います」と神社さん。献立の工夫については、「今は食材の値段が上がっているので、手頃な旬の食材を選んでから、何を作ろうか考えています」とのこと。ここで神社さんのレシピ本が登場!食材別の索引も掲載されているので、毎日の献立づくりの一助になってくれそうです。

  • 明るく盛況に終了した本イベント。参加してくださった方には、特別なお土産も! 2024年9月に立ち上がったサーモスのアパレルブランド『&ONDO(アンドオンド)』から、魔法びんの保温効果から着想を得て開発された「起毛であったかルームソックス」や、実際の製品から型を取って縮小したサーモス製品のリアルなカプセルトイなどがプレゼントされました。

    参加された方の中には、スマホからその場でシャトルシェフを購入される方もおられたほど。 「シャトルシェフの購入を迷っていましたが、今回の料理教室に参加できて良かったです」と笑顔を見せてくださいました。

Guest’s Reviews

参加者の感想

小学生の息子が「おいしい料理を覚えてきてね」と後押ししてくれたので思い切って参加しました。来て良かったです!

神社さんの大ファンです!シャトルシェフの使い方を学べてとても有意義な会でした。神社さんやみなさんとアットホームに話せて楽しかったですし、お料理もすごく美味しかった!また絶対作ります!

「ライスコロッケはおかずになりにくいのでは」と今まで作ったことがなかったのですが、メニューの組み合わせになるほど!と、すごく刺激を受けました。

マルチポットが軽くて使いやすかったです!新しくなったシャトルシェフを間近で見られて、自分でも調理できる。そんな機会はなかなかないので、参加できて良かったです。

サーモスの包丁を初めて使いましたが、すごくいいですね。いつも使っているものより軽くて持ちやすく、リズミカルにカットできました。

参加者の感想

使いやすさなどを試してから購入したいと、シャトルシェフの料理教室があれば行ってみたいとずっと思っていました。レシピ本とは異なり、目の前で教わるのはやはり特別感がありました。購入します!

あゆさんのファンで、ずっとお会いしたいと思っていました!昨日は緊張して眠れなかったほど。近くでお話ししながらお料理できて、とても嬉しかったです!

お料理が簡単で作りやすかったです。クリスマスにはもちろん、普段の献立にもいいですね!家でもまた試してみたいと思います。

シャトルシェフを持っているのですが、使い方がわからずずっとしまいこんだままでした。まさかヨーグルトも作れるとは!これから活用したいと思います。

新しくなったシャトルシェフの調理鍋の使い心地に感動しました。炒めるときもこびりつかず、すべりが良くて炒めやすかったです!

CLUB THERMOSでは今後も会員のみなさんに喜んでいただける魅力的な企画を提案していく予定です。
どうぞお楽しみに!