2021-02-11 シロ |
今使っているポットの保温性がなくなりました。いつもと同じように使っていましたが、朝入れたお湯が昼にはぬるま湯になるのです。これまでにこんなことはありませんでした。もう処分するしかないのでしょうか?考えられる原因は何でしょう。他にも水筒やジャーなど10個以上使っているので、今後の参考にしたいです。 |
2021-02-16 ![]() モスオ |
シロさん、こんにちは。 サーモス製品を沢山ご愛用いただき、ありがとうございます! ポットが急に保温できなくなったとのことで、原因を知りたいとのことですね。 真空断熱構造のポットですが、本体の内側と外側がステンレスの二重構造になっていて その間を真空にすることによって熱の伝わりを遮断し、保温性能を維持しています。 その真空部分になんらかの理由で空気が入ってしまい、真空でなくなると外側に熱が伝わるようになり、保温性能が維持できなくなってしまいます。 真空部分に空気が入ってしまう(保温性能が維持できなくなる)原因として下記のようなことが考えられます。 <経年劣化> 本体のステンレスが腐食(さびが発生)して、微小な穴があいてしまい、真空部分に空気が入りこみ、保温性能が維持できなくなることがあります。 このステンレスが腐食(さびの発生)による穴は、目視では確認できないことが多くあります。 <外部衝撃など> 落としたり、ぶつけたりといった、何らかの外部からの衝撃により保温性能が維持できなることがあります。 <塩素系漂白剤の使用> 本体内側の茶渋などをきれいにするのに、塩素系漂白剤を使用してしまい、金属が腐食して微小な穴があいてしまい、保温性能が維持できなくなってしまうことがあります。 (漂白剤は、「酸素系漂白剤」をおすすめしております) なお、保温性能が維持できなくなった場合は、残念ながら修理ができません。 申し訳ありませんが、処分をお願いします。 ただ、お使いになられてから、あまり時間が経っていないような場合は、弊社のお客様相談室までご連絡いただければ、ご対応させていただきますので、お知らせください。 |
