4月に入ってから、「おうちでコーヒーを淹れてみたいけど、初めてなのでどの器具を選んで良いか分からない」という方へのご案内が増えました。春先から一人暮らしを始めた方などからは「自分用に器具を揃えたい」という声も多く、それぞれのライフスタイルを伺って相応しいモノをオススメしています。コーヒー器具の話はこれまで何度も取り上げてきましたが、器具ごとに深掘りした話ばかりでしたので、今回は初心者の方がペーパードリップの器具を「一式揃える」ためのポイントをまとめてみました!
おうちで美味しくコーヒーを淹れるには、3つの器具があればほぼ完璧です。それはドリッパー・ミル・ケトル。僕は「ハンドドリップの三種の神器」と呼んでいます。このうちドリッパーとケトルには選ぶ時に共通することがあります。それはサイズの問題。大は小を兼ね…ません!大きい器具だと1杯だけ淹れるのがとても難しく、ドリッパーは1杯分に対応しないケースもあります。まずはご自身の状況からサイズ感を決めましょう。
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[ドリッパー]
これが無ければ始まらない、ペーパードリップの必須アイテム。
大別して台形タイプ(カリタやメリタ)と円錐タイプ(ハリオやコーノ)があり、淹れ方による味わいの変わりやすさ、反応の繊細さみたいな所が違います。
台形タイプは味わいが安定しやすい=ドリッパーが一定の味に集約するように働くので、気軽に安心してドリップ出来ます。
円錐タイプは淹れ方によって味わいをシビアに変えられる=味わいを決める主導権が淹れる側にある、といったイメージです。
だから狙った味や好みの味を作ったりするのに向いていると思います。
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ただし変な言い方ですが、所詮はペーパードリップ。
違いを極端に表現しているだけで、円錐型も言うほど難しくはないですヨ。
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[ミル]
ミルは手動と電動がありますが、1日1~2杯程度なら手動タイプで充分。手動は基本構造がどれも同じなので、電動に比べ機能面にあまり差はありません。だから見た目重視で選ぶのもアリ。手に持って一番気分の上がるヤツがきっと正解です。でもお財布との相談もあるし、無理に最初から買い揃えなくても大丈夫です。けど…挽き立てに敵うコーヒーはありません!多少クオリティの低いコーヒー豆であろうと、挽き立てならやっぱり美味しいほど♪購入対象外だった豆のままのコーヒーも、ミルを手に入れたその日から全て射程圏内に。暮らしの中のコーヒーは、一気に別次元へと変わります。
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[ケトル]
これも最初から無理に買わなくてもよいですが…あると全然違います!と言うか“ぜ~~~~~んぜん”違います(笑)あの細く立ち上がる独特のノズル形状に大きな意味があるので。それは狙った所に、狙ったお湯を、狙った分だけ注ぎ易いということ。それが味わいを決める重要なポイントという意味でもあります。これも選び方はひとまずデザイン重視で!(笑)あとは持ち易さかな。どれを選んでも、やかんや電気ポットから直接お湯を注ぐより断然イイですから。1~2杯淹れるなら700~800ml位の容量が使い易いです。
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コーヒーと共にあるひととき。それは芳醇な香りや味わいがもたらす「豊かなひととき」です。もしそこに、豆を挽く瞬間に立ち上る濃密な芳ばしさや、ハンドドリップで味わいを生みだす楽しさが加わるなら、そのひとときは更なる歓びをもたらしてくれるはず。そんなコーヒーのあるひとときを是非。
さて、一杯淹れようかな♪
この記事へのコメント
おこめ
飲みたいです
よもちゃん
丁寧に淹れた珈琲が飲みたい~。
ほな
ミルからの香りがいいでしょう。
薫
飲みたいです
凌ちゃんママ
ぜひケトル買いたいと思います。
だあきち
家ではいつもはエスプレッソなのですが、
最近ドリップもいいかなーと思って、ちょうど道具を揃えたところでした。
早く続きが読みたいです!
まるこ
先日山中湖では、コーヒーメーカーをいただきありがとうございました