雨の日は道具の整備で山を想う

  • 2016.06.06
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梅雨に入ると、窓の外の雨景色を眺めることが増えてくる。
こんな時は、気持ちを上げるためにフィールド道具の整備を始める。

(本日のお手入れ対象。すべてやると数日かかるため、優先順位をつけた。)

トレッキングポールは全てをバラして綺麗に拭き上げる。
バックパックは目立つ汚れを中性洗剤を染み込ませた雑巾で拭き、部屋干しする。
レインウェアは洗濯をして、防水スプレーを吹きかける。
ナイフは綺麗に研いで、切れ味抜群にする。
ライトやGPSなどの電池を使うものは、電池との接続部分を綺麗に磨く。

そして勿論、ボトルも綺麗に掃除をする。ズボラな僕は、どうも毎回のボトル洗いが非常に粗いらしく、物によっては臭いが残っている物もある。毎回連れて行くだけに、どうしても汚れがたまってしまうのだ…という言い訳にして何年経つのだろう。掃除と手入れの不備具合は、自分が丸裸になるようで毎回恥ずかしさを感じる。
(ボトルの洗浄が楽になったのは本当にありがたい。待っていれば内部はピカピカ清潔になる。)

ボトルの掃除は、今まで細長いスポンジを突っ込んで頑張っていたのが最近非常に楽になった。
かかる時間も数分で、デロッと汚れが剥がれててくれる。
「こんなボトルで飲んでいたのか!?」と少々引いてしまうこともあるくらい綺麗になる。

どの道具達も、僕の様々なフィールドワークを支えてきてくれた奴らばかりなので、酒を飲みながらしっかりと時間をかけて手入れをする。少しずつ汚れがとれて、本来の機能を十分に復活しつつある道具を眺めながら過ごすこの時間は、何にも代えがたい僕のとっておきの室内遊びの時間だ。
(細かな作業は、焼酎の水割りをチビチビやりながら進める。これこそ至福の時間。)

今回も、「今年は海外へ行こうか?」「あの山をまだ登っていなかったな?」と、これから始まるだろう楽しい事をたくさん想像させてくれた。道具だけではなく、自分の気持ちを上げてくれる手入れの時間。この時間だけは今後どれだけ忙しくても確保しなければならないな。

(僕の家では、作業がのってくる頃になると娘が邪魔をしに来る。作業効率は悪くなるが、この時間もまた至福の時間。)

この記事へのコメント


おこめ

すごい


ほな

登山用具が重たくて、歩けない。


ほな

こんなに多い登山用具。

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