私の心に火をつけたスシとカニ

  • 2016.06.29
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突然ですが、みなさん。
スシやカニはお好きですか?

どちらも美味しいですよね。
実は鉄道の世界にも、スシやカニがあります。
もちろん鉄道なので食べられません。
ふふふ。
まるでナゾナゾみたいですね。

第3話は鉄道車両に書かれているこの不思議なカタカナ記号のお話です。
これを知ったら電車に乗るたびにチェックしてみたくなること間違いなしですよ♪

みなさんは車体の真ん中あたりに「クハ」とか「モハ」と書かれている車両を見かけたことはありませんか?
私の好きな山手線にもこの表記があります。

そう。
第2話の最後に出てきたこれです。
一体どんな意味があるのでしょうか?

細かい説明は省略しますが、車体にある
この記号は「形式表記」と呼ばれていて、
ある一定の法則に基づいて名前が付けら
れています。

例えば写真のモハ。
「モ」は、モーターの「モ」。

車両表記のルールはとっても奥が深いのです。

「ハ」はイロハの「ハ」で三等車、今でいう普通車の事を言います。
ちなみにクハの「ク」は運転台(運転席)のことを言います。
サハの「サ」はモーターが付いていない付随車です。

モハはモーターがついているので、ちょっとうるさい車両もあります。
(でも、そのモーター音が好きで、あえてモハに乗る人もいるんですよ)
車両によってはクモハなんていうのもあります。
「ク」「モ」「ハ」
もうおわかりですよね。
そう、「運転台」と「モーターつき」の「普通車」です!
知ると段々楽しくなってきませんか?
私はこの記号を覚えるのが楽しくなり、ついに鉄道にハマってしまったのでした。

ちなみに最初に書いた「スシ」と「カニ」は客車で、ブルートレインやトワイライトエクスプレスなどにも使われていました。

客車は電車とは違い、表記に車両の重さが含まれているのが特徴で、このほか機関車や貨車にも独自のルールがあります。

スシの場合、「ス」は重量表示(37.5~42.5トン以上)で、「シ」は食堂車のことを言います。

カニの「カ」は重量表示(47.5トン以上)、「二」は電源車のことを言います。
※「ニ」はもともと、荷物電車の「ニ」が由来だそうです。

ちょっと面白いこの記号。
みなさんも是非チェックしてみてくださいね。



第4話は二人の子供達と一緒に「シャトルシェフ」でカレー作りに挑戦してみようと思います。
王子と姫のお手伝いはどんな風になるのかドキドキです。

通称「王子」と「姫」
兄妹はとっても仲良し。

次回もどうぞよろしくお願いいたします。

この記事へのコメント


おこめ

勉強になりした


ぽんで

私も勉強になりました


ほな

博識です。


*

私も小さい頃は、形式表記を色々と調べましたね〜
鹿児島までの帰省に使った【寝台特急】の「はやぶさ」、24系25形で、オハネ25とかに乗って興奮してました(^_^)
あの頃はスシも付いてましたね。

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