中国を中心にしたアジア圏ではコロナウィルス肺炎が、アメリカではインフルエンザが猛威を振るう中、毎日報道番組では専門家が対策方法や感染経路などを伝えています。皆さんも我が身は自分で守らねばとマスク対策や手洗いに余念がないと思います。
一刻も早く終息していってほしいと願いますが、それまで元気で過ごすために、食べ物では免疫を高めるものを積極的にとるのが良さそうです。
免疫を高めるつまりそれは
1)「腸の働きを活性化させる」
免疫力の60~70%は腸にあるといわれているぐらいなので、腸内環境を良好に保つことが重要です。体内の免疫機能の要は腸ということですね。
2)「体温を上げる」
免疫細胞は血液の中にいて、体温が下がり血行が悪くなると、体内に異物を発見しても素早く攻撃できません。体温が1℃上がると、免疫力が大きくアップするそうなので体温を上げることを目指しましょう。ちなみに免疫力が正常に保たれる体温は36.5℃程度だそうです。
ではその食べ物の取り入れ方ですが1つ目は手軽にお茶として飲める【生姜入りの梅番茶】です。
生姜は加熱するとでるショウガオールのおかげで、血流をよくして、体がポカポカと温めるとされています。殺菌効果や便通にも効果ある梅干し入りでさっぱりしつつ、カラダに効きそうな味わいです。
●材料
潰した梅干し
すりおろした生姜
醤油少々
番茶
●作り方
潰した梅干し、すりおろした生姜、醤油少々を大きめの器に入れて番茶を注ぎよく混ぜれば出来上がり。
これをお鍋で作り、鰹節を少し加えればうどんやそうめんのおつゆとしても使えます。
寒さが厳しい時は、水溶き片栗粉でとろみをつけるとおつゆの温かさがキープできます。
さらに大根おろしを加えてもとても美味しいです。
もう一つは生姜ニンニク入り、玉ねぎと豚肉で作るシンプルな豚汁です。体を温めるにんにくと生姜に加え、発酵食品の味噌が入っているので体を温めつつ、整腸に期待できます。材料も少ないのでいつもの豚汁より手軽に作れます。
【薬味たっぷり玉ねぎ豚汁】
●材料
玉ねぎ | 1個 |
豚バラ肉 | 250g |
にんにく(すりおろし) | 1かけ |
生姜(すりおろし) | 1かけ |
出汁 | 1L |
味噌 | 大さじ3〜 |
酒 | 大さじ1 |
青ネギ、七味唐辛子、黒こしょうなど | 適宜 |
●作り方
1) | 玉ねぎは半分に切り繊維に逆らって1cm幅で切る。肉は3cm幅に切る。 |
2) | 調理鍋に油少々(分量外)を入れて中火にかけ、肉を炒める。色が変わったら玉ねぎを入れ全体に油が馴染んだらにんにく、生姜と酒を加え、フタをして弱火で5分間加熱する。 |
3) | 出汁とみその半分をとき入れて、再沸騰したら保温容器に移し10分置く。 |
4) | 調理鍋を再び火にかけ、残りの味噌で味を整える。器に盛り小口に切ったねぎ、七味などを添える。 |
※味噌の量は調整してください。 | |
※味噌は2種類使うと美味しくなります。 |
この記事へのコメント
おこめ
どれも美味しそうですね
ぽんで
体温をあげることは重要ですね
ほな
からだにやさしい。
ほな
お人柄がでている料理です。
ほな
温和な食事です。
看護助手
温かい味噌スープサーモスで持ち歩きたくなりすね
ふなっしー
どれも美味しそうですね。
おかめ
体温が上がることを意識して、ウイルス対策したいと思います。
竜太郎
もっと早くこのメニューを知りたかったです!
ついでと言ってはナンですが、スープジャー版の分量も載せて欲しいです♪
ほな
さすが工夫されています。