九州鉄道記念館に行ってきました その1

  • 2016.08.24
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今年の夏休みは、北九州市門司区にある「九州鉄道記念館」へ。
この記念館は、旧九州鉄道本社があった場所に作られた施設で、
1891(明治24)年に作られた赤レンガのレトロな建物はいまでも
現役です。
屋外には九州を代表する9車両が並び、子供達に人気のミニ鉄道
があるほか、本館内には明治時代の客車、運転シミュレーター、
九州の鉄道車両が大集合したHOゲージ模型「九州の鉄道大パノラマ」が展示されています。
今日は書ききれないほどの記念館の魅力を、子供達と一緒にご紹介
させていただきます。

記念館入口で最初に目を引くのは、蒸気機関車日本国有鉄道9600型。
日本初の国産貨物機関車で、愛称は「キューロク」と言います。
九州鉄道記念館入口。
8 月7 日まで豊岡真澄企画展をさせて
いただきました。
いつもありがとうございます!!

入り口に展示されている59634号。ピカピカでかっこいい機関車です。

ピカピカの59634「ゴクロウサンヨ」号は大正11(1922)年生まれで今年94歳。
北陸や東北地方で活躍し、昭和49(1974)年に九州で引退しました。
別の場所に展示されていたこの機関車を修復し、記念館に招き入れたそうです。
九州鉄道記念館副館長である宇都宮さんの「機関車愛」が詰まった屋外展示です。
ぜひじっくり眺めてみてください。

「ピカピカ機関車のひみつ」は、こんどたっぷりとご紹介させてください。

その59634号の後ろにあるのが日本国有鉄道C59の1号。
第1話「はじめまして、豊岡真澄です」の写真に選んだのは、
この機関車の前で撮影した写真でした。
第1話の写真は迷わずこれにしました。 おすすめ撮影スポットです!
車体の大きい機関車は、大人も子供も必ず写真を
撮る人気コーナー。
記念館にはSLだけでなく電気機関車や、戦前に作
られた気動車、特急、寝台特急、石炭用の貨車な
どが展示されています。
九州専用の赤い機関車「ED72」は、副館長の思い
出がいっぱいなのだそうです。
二つ並んだヘッドライトが特徴のED71 1 号。
このライトは試作機の1号と2号だけです。

機関車で写真を撮ったあと、子供達が一目散に走って行ったのはミニ鉄道公園。
シンプルな操作で運転士気分が味わえるとあって、長男と長女のテンションは最高潮。
結局2日間で、787系、ゆふいんの森、883系ソニックに乗車しました。
ミニ列車は可愛くて、見ても乗っても楽しいですよね。

車両がみんな可愛くて、どれを選んでいいか迷っちゃいます。
運転席の雰囲気たっぷり。
本物そっくりの5インチゲージと、本物のトロッコ体験。 訪れる誰もが優しい宇都宮副館長のファンになっちゃいます。

宇都宮副館長のご案内で、ボランティアの皆さんが運営している5インチゲージや、トロッコ乗車も体験させていただきました。
暑い中をお付き合いいただき、ありがとうございました。

門司港駅のレトロな感じがとっても素敵です。 ホームで駅の皆さんとパチリ。 写真もちょっとレトロ風。

屋外展示だけでこれだけ語れてしまう九州鉄道記念館。
展示物だけでなく館長、副館長、スタッフやボランティアのみなさんの魅力に引き込まれてしまう素敵な場所です。
その魅力は「九州鉄道記念館に行ってきました その2」でご紹介させていただきます。
どうぞお楽しみに。

この記事へのコメント

おこめ

楽しそう!

ぽんで

埼玉に住んでいるので北九州は遠い。でもいつかは行ってみたい。

だあきち

門司港レトロ素敵です!
行ってみたくなりました!

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