自分だけの青空カフェ

  • 2016.10.21
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仕事の合間の休憩に、コーヒー、紅茶、最近では中国茶を飲む事が多いのですが、ずっと詰まっていた仕事が少しゆるんだので、 「たまにはお抹茶もよいなぁ」とお抹茶茶碗をとりだしてみました。

窓から見える空は、青く、筆で書いたような薄い雲がまばらに浮いており、とても気持ちがよさそう!
「これは家の中でいただくのはもったいない」と急いで“野点セット”をつくり、緑の気持ちのよい公園でいただくことに。

こんな日はテラスのあるカフェに行かなくても、自分でお茶を持参すればどこでも青空カフェに様変わりです。

野点セットの中身は
・お茶碗
・抹茶を点てるための茶筅
・お抹茶(ダマができるので濾してゆきます。)
・お茶を掬うもの(茶杓じゃなくてもOK)
・お湯
・お懐紙(お菓子をのせるお皿代わりの紙)

お茶碗を割らずに運ぶために手ぬぐいで包み、カゴ(箱でも)に入れて、さらに布で包んで準備完了。
市販の野点セットがなくとも、お茶碗(ごはん茶碗でも)と茶筅さえあればお抹茶は点てられます。
※茶筅は泡立て器では代用できません。

お菓子は途中の和菓子屋“すずめや”で購入することにして出発です。
大好きなどら焼きをひとつ買って、芝生のきれいな公園へのんびりぶらぶら歩いてゆきました。


良い景色の所を陣取って、道具をいそいそと取り出し、お茶碗にお抹茶を入れ、お湯を注ぎ急いで茶筅でシャカシャカと、お抹茶がダマにならないように点てます。
お抹茶の量は、本来的、3口半でいただける量にするわけですが、たっぷり飲みたいので、コーヒーでいうラージサイズです。(茶碗の大きさは一緒ですが・・・)


「では、いただきます。」
やっぱりおいしいなと思うと同時に「ほっ」という声が漏れてしまいます。

お菓子を食べきってからお抹茶をいただくというお作法は、完全に無視して、我流で、どら焼き→お茶→どら焼き→お茶と気ままにいただきました。


やわらかな日差しがとても気持ちのよい、この上ないひとときでした。
一人ほっとする時間も大切ですが、「このシチュエーションは誰かといっしょだったらもっと楽しかったかも」とは思いましたが・・・。


みなさんも一度、山や海の景色の良い所や、緑溢れる公園などとにかく素敵なシチュエーションにこそ、おいしい物をプラスしてみてください。
おいしさを増す一つのマジックです。

ゴミ捨て用の袋と手やお茶碗を拭くのにウエットティッシュもご持参ください。



この記事へのコメント

おこめ

すてきですね

ほな

どこのどら焼きですか。おいしそう。

ほな

除菌が大切。

ほな

抹茶の色が新鮮。

ほな

どら焼きがうまそう。

うにぽん

自由に楽しめて素敵です。

蓮池 陽子

お作法は必要な場面にとっておいて(笑)
普段は、自分が心地よいかどうかがとても大切だと思います。
ぜひ外カフェしてみてくだいね。

*

お作法にこだわらなくてもいいんだ!

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