マウイ島で秒速の体内時計をチルアウトタイムにチューニング 家族の笑顔の裏で僕はあることを企てる ~その2~
いよいよ作戦決行の時が来た。数日間家族の一方的な要望(ミッション)に応え一段落した夜、僕はひとつの提案をすることにした。目的は後ろに隠して、彼女たちがポジティブなイメージになるように気をつけながら第一声を発する。
「すごく綺麗なひまわり畑があるんだけど行ってみない?」
僕の渾身のひとことだ。慎重な言い回しがうまくいったのか、ふたりとも快諾をしてくれた。出発してしまえばこっちのもの!その夜は家族が寝静まってから前日にホテルのレセプションで仕入れた情報を整理し、そして必要な食べ物と飲み物、装備はレンタカーの荷室に収納し終えた状態にして翌日に備えた。
朝一番でまずはひまわり畑に出かける。車で40分ほど走ったところにある食用のひまわりの種を採るためにつくられた広大なひまわり畑につくと、ちょっと散策をして、写真を撮って、そのままふたりを車に押し込んでアクセルを踏む。
「次はどこに行くの?」
この言葉の回答も用意しておいた。僕はシンプルに「景色が綺麗で面白い場所」とだけ伝えてアクセルを踏み続ける。到着した場所はハレアカラ国立公園という場所で、面積の90パーセント近くが原生のままという休火山のフィールドだ。
車のトランクから必要な道具を出して、有無を言わさずハイキングに出発。山好きの僕としては、どうしてもここを歩いておきたかったのだ。子供もいるので歩行タイムは4時間以内で険しくないエリアに設定したが、大自然のハイクに出発することに成功した。目の前に広がる絶景と野鳥の鳴き声のシャワーを浴びながらハイキングは、僕にとって幸せこの上ないとろけるような時間になった。
彼女たちは、僕の提案が思いのほか面白かったらしく、翌日も僕の旅に同行してくれることになった(夕飯は豪勢にするはめになったが…)。翌日は目を付けていたツインフォールズという小さな滝がある場所へ出発。
ツインフォールズは一見観光地のようだけど、実はここでの川遊びとミニハイキングが絶品の面白さだったのだ。マウイ島は東西に山があって、その山には多くの水を貯蓄してくれている。それ故に豊富な水=滝がたくさんあり、そして綺麗な自然が成り立っている。僕はどうしてもそれを家族に体感して欲しかったのだ。
その後もビーチの合間にプチボルダリングをしに行くなど、“わざと家族がだまされてくれた”おかげで僕なりのマウイ島を満喫することが出来たのでした。
ありがとう。僕の家族!
さて、次は家族でどこへ行こう?
いよいよ作戦決行の時が来た。数日間家族の一方的な要望(ミッション)に応え一段落した夜、僕はひとつの提案をすることにした。目的は後ろに隠して、彼女たちがポジティブなイメージになるように気をつけながら第一声を発する。
「すごく綺麗なひまわり畑があるんだけど行ってみない?」
僕の渾身のひとことだ。慎重な言い回しがうまくいったのか、ふたりとも快諾をしてくれた。出発してしまえばこっちのもの!その夜は家族が寝静まってから前日にホテルのレセプションで仕入れた情報を整理し、そして必要な食べ物と飲み物、装備はレンタカーの荷室に収納し終えた状態にして翌日に備えた。
作戦決行の日。踏み込むアクセルにも力が入る
僕の目的をカムフラージュするためのダミー目的地
今まで見たことが無いほど広大で、黄色い絨毯にはふたりも大満足だった
今まで見たことが無いほど広大で、黄色い絨毯にはふたりも大満足だった
この言葉の回答も用意しておいた。僕はシンプルに「景色が綺麗で面白い場所」とだけ伝えてアクセルを踏み続ける。到着した場所はハレアカラ国立公園という場所で、面積の90パーセント近くが原生のままという休火山のフィールドだ。
ハレアカラ国立公園のビジターセンター
ここで僕らは国立公園の歴史を学び、そしてフィットしたハイキングコースを教えてもらった
ここで僕らは国立公園の歴史を学び、そしてフィットしたハイキングコースを教えてもらった
ハイキングコースはどこも絶景そのもので、
娘も歩き疲れという言葉を忘れて景色を楽しんでくれた |
お茶休憩の準備も抜かりない
この小さなサービスが家族の満足度を高めてくれるのだ |
本当は、テントを背負って旅が出来るロングルートを歩きたかった…
後ろ髪を引かれ続ける道標が常に視界に入ってきた |
この日は娘もカメラマンを務めてくれた
自分では思いつかないアングルに時々どきっとさせられる |
ツインフォールズは一見観光地のようだけど、実はここでの川遊びとミニハイキングが絶品の面白さだったのだ。マウイ島は東西に山があって、その山には多くの水を貯蓄してくれている。それ故に豊富な水=滝がたくさんあり、そして綺麗な自然が成り立っている。僕はどうしてもそれを家族に体感して欲しかったのだ。
ツインフォールズの入り口
手作り感満載な看板が多いのがこの島の魅力のひとつかもしれない |
名前の通りの双子の滝
この日は気温が低く、観光客はそこそこいたがこの中に入って遊んだのは 僕たちくらいだろう |
体慣らしに足を浸して川遊び…のはずが、
この後はふたりともずぶ濡れになった |
滝の周辺は、距離は短いものの冒険感満載のルートがたくさんあった
|
ビーチに行くついでに立ち寄ったスポットではプチボルダリングを楽しむことに成功
このためにバックパックの中は軽くしておいたのだ
このためにバックパックの中は軽くしておいたのだ
さて、次は家族でどこへ行こう?
この記事へのコメント
おこめ
綺麗な写真ですね
ほな
きれいなひまわり。
ほな
規模が違うね。