安達太良山(あだたらやま:1699.6m)は福島県中部にある活火山で、日本百名山、花の百名山など、山関係の様々な百選になっている山だ。
今回縁あってこの山を登ってきたわけなのだが、百名山ハンターではない僕だけど、思いの外面白すぎたので紹介させていただくことにした。
安達太良山の何が面白かったのか?それはなんといっても”オールドスクール感”だ。山自体はスキー場から出ているあだたら山ロープウェーで標高を稼ぐことができ、経験別に様々なコースで山歩きが出来ることから年間多くの方が訪れる人気の山なのに、全てがオールドスタイルでなんだかほっこりする感じがたまらないのだ。
山登りをした当日は今回も見事な曇り…(自己嫌悪)。でも、ロープウェーで山頂駅まで移動をしていると、濃霧の中をつき進む冒険感が気分を上あげてくれる。
登山道に入っていきなり目の前に現れるのは和風なフォントの案内看板。さらに進むとなんとも味がある看板が出迎えてくれる。この出会いは、もう登山というより昭和の香りハンティングをしている気分になってくる。
道は整備されてわかりやすく、案内板も十二分にあり安全登山をするためのベースはしっかりと整っているから、周りの自然もじっくり安心して楽しめる。それだけに昭和の香りハンティングをじっくり楽しめるのだ!
僕は普段、山登りをしているときは頭の中で(音楽機器は使わず)パンクロックを流しながら歩くことが多い。でも今回は、高山植物や時々霧の中から見える景色を楽しみながら進んでいると、時々出会うクラシカルな道標達につられて80年代の歌謡曲が頭の中に流れ込んでくるのが楽しい。
木道からダートに入り、そして少し続く登りを抜けると頂上が見え始める。安達太良山は山頂近くの山の形が乳房のような形で、そして山頂の形がまさに乳首ようなの形で突起していることから地図にも“乳首”と表記されている。この山を登る醍醐味は、山頂間近でその形を見て「よし、あと少しだ!」となることなのだが今回は残念ながら見ることができなかった。
無事に山頂に到着したら、霧で景色が見えないも山頂感を味わい、そして下山する。“登山あるある“でよく聞く話で下山後に山が晴れるというのがあるのだが、多分に漏れず僕もしっかりその残念な体験をしながらの下山となった。
下山後もこの山のオールドスクール感はまだまだ終わらない。ロープウェーで登山口まで下がると、スキー場のレストランがあるのだが、このレストランがまたたまらないのだ。
最近はもうどんな食べ物なのかよくわからないくらい新進気鋭のメニューを突きつけてくるところが多い中、誰もが知っているメニューを、昔ながらの“THE スキー場のレストラン”で食べることができるのだ。
僕は安定感があるスキー場の味であるラーメンを胃に収めて、帰路へつく。山頂が見えなかった残念感をまだ心に残したまま、たまたま立ち寄ったパン屋さんに僕の安達太良産の山頂があった。
パンはまさに乳房の形に頂上の乳首付き。そうこなくちゃ!僕の心は弾むように軽く、そしてその頂上を持ってレジに向かうのだった。
今回縁あってこの山を登ってきたわけなのだが、百名山ハンターではない僕だけど、思いの外面白すぎたので紹介させていただくことにした。
安達太良山の何が面白かったのか?それはなんといっても”オールドスクール感”だ。山自体はスキー場から出ているあだたら山ロープウェーで標高を稼ぐことができ、経験別に様々なコースで山歩きが出来ることから年間多くの方が訪れる人気の山なのに、全てがオールドスタイルでなんだかほっこりする感じがたまらないのだ。
山登りをした当日は今回も見事な曇り…(自己嫌悪)。でも、ロープウェーで山頂駅まで移動をしていると、濃霧の中をつき進む冒険感が気分を上あげてくれる。
登山道に入っていきなり目の前に現れるのは和風なフォントの案内看板。さらに進むとなんとも味がある看板が出迎えてくれる。この出会いは、もう登山というより昭和の香りハンティングをしている気分になってくる。
ロープウェーって乗るといつも気分が上がる
○○は高いところが好き…だからか? |
ビビットなカラーリングの登山届けもクラシックスタイル
でも下山カード入れまでちゃんと押さえてあるところが素晴らしい |
道標のフォントがたまらない
トレッキングポールを木製の杖に変えて歩きたくなって しまう |
突っ込みどころ満載なのに必要なところはすべて押さえている
このシュールでコミカルな看板にぞっこん |
僕は普段、山登りをしているときは頭の中で(音楽機器は使わず)パンクロックを流しながら歩くことが多い。でも今回は、高山植物や時々霧の中から見える景色を楽しみながら進んでいると、時々出会うクラシカルな道標達につられて80年代の歌謡曲が頭の中に流れ込んでくるのが楽しい。
濃霧が逆に緑の世界を立体的に見せてくれる
僕が意外とこういう環境が好きだ |
霧が細かいせいか、歩いていると次第にまつげに水滴が溜まりはじめた
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無事に山頂に到着したら、霧で景色が見えないも山頂感を味わい、そして下山する。“登山あるある“でよく聞く話で下山後に山が晴れるというのがあるのだが、多分に漏れず僕もしっかりその残念な体験をしながらの下山となった。
安達太良産山頂も霧の中…
でも、トレイルの面白さに大満足 |
メインエリアを下ってから天候が良くなる山あるある
色々な天候を楽しめたので良しととしようと心に決める 写真はロープウェー頂上駅からすぐの薬師岳の頂上 |
最近はもうどんな食べ物なのかよくわからないくらい新進気鋭のメニューを突きつけてくるところが多い中、誰もが知っているメニューを、昔ながらの“THE スキー場のレストラン”で食べることができるのだ。
これがTHE スキー場のレストラン
この雰囲気がまたオールドスクールな山を楽しむ醍醐味のひとつだろう |
そして想像通りの味を楽しめる安定感抜群のスキー場的醤油ラーメン
サービスではないだろうが、なるとが異様に分厚かった |
パンはまさに乳房の形に頂上の乳首付き。そうこなくちゃ!僕の心は弾むように軽く、そしてその頂上を持ってレジに向かうのだった。
やっと出会えた安達太良山の乳首
まだ見ぬ勇姿を今回はパンに見てかぶりつく |
安達太良山のトレイル前後にはいくつもトレッキングシューズを
洗う場所がある この小さな気遣いがこの山の生態系を守り、 そして綺麗なシューズで車のアクセルを踏めるのだ |
この記事へのコメント
おこめ
いいですね
ほな
智恵子さんと関係あり。
ほな
ラーメンになるとか。珍しい。
ほな
噴火が大丈夫かな。
ほな
山はいいね、田中陽希も頑張っています。