芦ノ湖の女王陛下 その2

  • 2019.06.05
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みなさんこんにちは。
豊岡真澄です。
芦ノ湖の新型海賊船にはもう乗られましたか。
今回は“芦ノ湖の女王陛下”の続編です。
「平和を祈る女王の船」をイメージした新型海賊船 クイーン芦ノ湖
ヨーロッパの宮殿を意識した内装とゴールドの外観が芦ノ湖に映えます。
写真提供:箱根観光船株式会社
私のオススメは、芦ノ湖を一周して出発した港にもう一度戻ってくる往復コース。
箱根町港→元箱根港→桃源台港の順に3つの港を巡っています。
芦ノ湖一周の所要時間は約70分~90分。
これだけあれば、湖の景色と船内探検の両方を楽しむことができます。
料金や所要時間、運行情報についてはこちらをご覧ください。
さっそく船内をご案内します。
クイーン芦ノ湖の乗船口
外装のゴールドと、木目の内装のコントラストに驚かされます。
まず皆さんに見ていただきたいのは船内の階段です。
普通船室用と特別船室用があるのですが、どちらも思わず振り返ってしまうほどの豪華さで、重厚感たっぷり。
船内のあちこちに写真スポットがたくさんあります。
ぜひ探検してみてください。
普通デッキ入口の階段です。
内装の美しさに目を奪われます。
ヨーロッパの宮殿を意識しているとのことですが、組み木の格子や、寄木細工をイメージした床など、
和のテイストもあちこちに散りばめられています。
こちらは特別船室の階段フロアごとに色調が違います。
普通デッキの重厚さとは違う、明るい雰囲気になっています。
続いてデッキへ。
芦ノ湖や箱根神社の鳥居、周辺の山々が一望できて、見晴らし抜群です。
この日はちょっと曇っていましたが、富士山も見えました。
船の前方にある特別デッキ(3F)と特別展望台(4F)には、芦ノ湖全体が見渡せる撮影スポットがあります。
この開放感!子供達一緒に味わってみたいです!!
こちらは普通展望台(4F)最後尾からの眺め。
スクリューが描く航跡についつい見入ってしまいました。
再び船内へ。
特別に許可をいただき、スムーズな航海を支える心臓部を拝見させていただきました。
操縦室にはモニターなど、鉄道の車両では見たことがない最新の装置がたくさん。
航海士の皆さんの真剣な眼差しは常に周囲に向けられており、人の目が隅々まで行き届いている感じがしました。
船長の濱野さん、制服がとても似合います。
長男がもし取材に来ていたら、ずっとここにいると思います。
会見後に、音旅演出家の大迫淳英さんの演奏がありました。
ななつ星in九州の音楽演出をプロデュースした大迫さんの素敵なヴァイオリン演奏にうっとり。 
気さくにツーショットに応じてくださり、ありがとうございます。
デッキには女王をモチーフにしたレリーフやモニュメントがたくさんあります。
船内には女王のアイコンがたくさん散りばめられていて、乗るたびに発見がありそうです。
子供達と一緒に王冠を探してみたいと思います。
特別船室には、船を象徴する女王陛下の椅子があります。
船体のちょうど中央部に当たる場所にあり、威厳たっぷりです。
(左)船内には女王陛下の金塊が展示されていました。
   ピカピカです
(右)クイーン芦ノ湖の王冠とは違う4つの王冠。
   プリンセスが大好きな長女が喜びそうです。
イギリスの戦艦をモデルにした“ビクトリー”と、フランス艦隊の旗艦ロワイヤル・ルイをモデルにした“ロワイヤルⅡ”も、独特の趣向があって魅力たっぷり。
家族でイチオシの船を見つけて、乗り比べるのも楽しそうです。
歴代の海賊船も美しい船ばかりなので、是非チェックしてみてください。
今年の7月にはクイーン芦ノ湖の就航で、バーサ号が引退します。17世紀のスウェーデンの戦艦をモデルにした鮮やかな緑色の船体もこれで見納めとなりますが、その伝統は
“クイーン芦ノ湖”にもしっかり受け継がれていることがわかります。
水戸岡さん、箱根観光船の岡本社長と。
デザインのお話、船のお話など、お二人からたくさん伺いました。
追記
記事の執筆中に小田急ロマンスカー・GSE(70000形)が、鉄道友の会の“ブルーリボン賞”を受賞しました。
小田急グループの乗り物は魅力いっぱいですよね。
子供達と一緒にまた箱根に出かけてみたいと思います。
乗り物旅は、なんだかワクワクします。
次回もどうぞお楽しみに。
取材協力:箱根観光船株式会社
小田急電鉄株式会社


この記事へのコメント

りょう

素敵すぎる!
私も乗ってみたい!!

おこめ

すごいですね

ミキ

私も乗ってみたい

ぽんで

海風が気持ちいいんだろうな。

ピー

乗った気分になれました。素敵!

ほな

素晴らしき景色です。

うみきよ

金塊(о´∀`о)

やかた

乗りたいです

ほな

かっこいい。

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