ここ数ヶ月は身も心も全てお店の開業に捧げる日々。「プレオープン」と称して未完成なままスタートしたので、休業日だろうと休めるはずもない日が続いています。そのせいか、さすがに疲労が蓄積しているようで、近頃の暑さも堪えます。今日はTVから流れて来たアナウンサーの「育休」という言葉が「肉球」に聴こえました。うーむ、こりゃそろそろヤバいかもニャー。久しぶりに自分のためのアイスコーヒーでも淹れて、クールダウンしたい…。
ということで、今回はペーパードリップでアイスコーヒーを作る「急冷式」と呼ばれる方法をご紹介致します!といっても割と良く知られた方法ですが、ご来店のお客様にはご存じない方も結構いらしたので、おさらい兼ねて取り上げてみますね!
【ペーパードリップのアイスコーヒー】
完成量:約250ml(氷含む)※印がホットコーヒーと異なる所
■用意するもの
1~2杯用ドリッパーとペーパーフィルター
ケトルにお湯適量
氷をモリモリに入れた1~2杯用サーバー※
深煎りのコーヒー豆 20g~25g※
大き目のカップ(容量350mlくらいの)
■作り方
氷をモリモリに入れたサーバーの上にドリッパーを置く。
深煎りの豆を多めに挽き、いつも通りにフィルターにセットする。
いつもより少しゆっくりとお湯をかける。
熱いコーヒーが氷に直撃し、抽出量がみるみる増えていく。
目視で250mlになったらドリッパーを引き上げる。
サーバー内の氷ごとカップに注いで完成。
ポイントは、以下の3点です!
1.深煎りのコーヒーを使う
コーヒーは温度が低いと酸味を感じるようになるようです。深煎りで酸味の無い豆ならその分味わいのバランスが取れますし、なによりアイスコーヒーに苦味とコクを求める人が多いので、深煎りがオススメです。
2.豆は多めに使う
豆を多めに使うと、やはり苦味とコクを強調することに繋がりますし、氷が溶けて薄まる分濃いめの方が美味しく出来上がります。そもそも薄く作ったものは濃く戻せないので。
3.氷に直撃させる
氷に直撃させるのは最小限の時間で冷やすためです。ゆっくり冷やすとコーヒーが濁ってしまうことがあるのです。クリームダウン現象と呼ばれる化学変化です。また時間を掛けてしまうと余計に薄まりがちです。
以上のポイントで誰でも美味しく出来るはずです!そしてオマケに「超手抜き版の作り方」もご紹介しときましょう。それは上記の豆でホットコーヒーを120mlだけカップに抽出し、それを氷の入ったグラスにザーッとあけて、マドラーでクルクル回して急冷させる方法です!温度変化に強いグラスなら直接そこにドリップするのもアリ。それなら洗い物も最小限ですね(笑) ちょっと雑な淹れ方に思うかもしれませんが、コーヒーの淹れ方に「正しいか悪いか」はないです。あるのは「美味しいかどうか」だけ。そして美味しいはハッピーです。これからもコーヒーを通じてハッピーをたくさんお伝え出来たらと思います♪
この記事へのコメント
ぽんで
アイスコーヒーは豆次第ですよね
ほな
器が違う。
ほな
夏にはアイスコーヒーがうまいです。
michi62
夏はアイスコーヒー飲みたくなりますね。
豆の量がどの位使うのかわかりました。
豆の種類とか好みですが色々試してみます。
よもちゃん
豆から、その時間と空間が素敵そう♪
トモママ
深入りの豆と一気に氷で冷やす、やってみます
ほな
装置飲料です。
ほな
豆の選択ですね。