“NO蜜” フィールド遊び
アフターコロナを見据えたこれからの暮らしは、僕たちにとってしばらく不自由だけど、新しい楽しみ方を見つけさせてくれるチャンスでもあるのではないかと思っています。自然が仕事場であり好きな場所である僕にとっても、これからの暮らし方をどう楽しむかはしばらくの課題です。
この日は、僕のなまりになまったひどい体を鍛えなおすのと、家族との遊びもかねてSUP(スタンド・アップ・パドル)をしにフィールドへでかけました。
場所は僕が住んでいる市内の川。移動は車で、事前に買い出しをしておいたものを車に詰め込み、コンビニなどの寄り道もしないようにしました。この川のポイントは僕の秘密の場所で、なんと車を降りたその場から半径50mに長谷部家以外人がいないのだ!
上半身をいじめ抜くためにちょっとした急流を娘を引きながら泳ぎ、蔓のブランコに座ってそのまま飛び込み、ときどきSUPの上に寝転んで空を眺める。今年の春からを考えれば、今までは当たり前のシーンなのに特別感が増していました。素直に心も身体も充電されていく感じを実感しました。
外遊びの途中に食べるランチタイムは、何を食べても旨い!しばらく味わえなかったこの感覚は、五感全てを開かないと体に染み込んでこない幸せです。
足を最初に水に浸けた瞬間の凍るような冷たさ。流れる川に浮かぶ浮遊感と流れる空。SUPを漕ぐときに手元に届く水圧。当たり前の事だけど当たり前ではないかもしれない未来。
人はものが手元に届く以外のフィジカルな付加価値がないと幸せに生を感じていけないはず。でも、おそらく常にそれが得にくい世界になるかもしれない。そうしたら、人とは密でなく、自然とは密で短く濃密な時間が大切になってくるはず。とくに子どもにとっては今だからこそ大切な時間です。
昭和の時代に流行したマイクロツーリズムが見直されている今、僕も自分の身のまわりの面白い自然をもっと開拓していこうと思いました。
現在僕は、自然と子どもの成長をテーマにずっと研究を続けています。近くの公園でも、山でも、川でも、海でもそこで過ごす濃密な時間が子どもの成長に大きな影響を与えるところまで少し見えてきました。
突然差し込みますが、最近「自然あそびで子どもの非認知能力が育つ」という本を出させていただきました。もしも興味を持っていただけたら是非読んでいただきたいなと思っています。
この記事へのコメント
おこめ
いいですね〜
りょう
アクティブさにビックリ!
ぽんで
川遊びもまたいいですね
ほな
非認知機能はいい言葉です。
ほな
コロナが飛んで行く。
aimi
ストレス発散できそう!!
町の修理屋
清流にドンブリと浸かって癒しと涼しさが伝わります。
ほな
鍾乳洞がよいです。
おかめ
是非読んでみたい。
ほな
東京では深呼吸ができない。