雪遊びといえば、スキーやスノーボードといった高額な初期投資や練習が必要なものや、かまくらづくりや雪合戦といったなんとなく単体ではモチベーションが上がらないものばかりでなかなか雪を楽しめない…。トークショーや教室でよく聞くお話しです。
冬のアウトドアを楽しんでみたいけど、どうしていいか分からない。運動が苦手だから、冬はハードルが高い…。そんな方にオススメなのがスノーピクニックです。今回は僕も大好きなスノーピクニックの方法を紹介させてください。

スキー場は滑る人だけのものではない!!美味しいランチに駐車場、トイレ、そして安全付きのスノーアクティビティーエリアなのだ。
スノーピクニックはピクニックの雪バージョンで、難しいことはありません。大きな違いは、冬にしか楽しめない魅力的な事がたくさん待っているということくらいです。用意するのは、冬の外遊びにはどうしても必要な温かくて濡れない服装と、あったら最高なのが(積雪によっては無くても大丈夫!)雪の上を自由に歩くための道具「スノーシュー」のふたつだけ。あとはピクニック同様にこだわりのティーセットを用意すればすぐにでもはじめられちゃいます!

雪原を自由に歩くための秘密兵器「スノーシュー」。この日の積雪は100cm。
最大のポイントは“場所選び”です。初めての方にオススメなのはスキー場の「横」。スキー場は駐車場もトイレもあるし、コース横に歩いていけば次第にスキー場独特の音楽は消え、静寂な雪の森の中に変わっていきます。なによりも、スキー場のメインエリアの方向さえ覚えておけば、いつでも安全に帰還可能といういいことずくめ。場所によっては立ち入り禁止区域の場合もあるので、その辺は事前に問い合わせておきましょう。

誰もいない、この場所を歩いている時だけは自然の中でマスクを外して満喫できる。幸せ!

僕は、GPSで歩いてきた場所にポイントを打って道迷いを防いでいる。
ここから後は、楽しむだけ!楽しみ方はたくさんありますが、オススメは「お散歩」と「ティータイム」のふたつ。お散歩は、スノーシューのおかげでどんな場所でも歩けちゃうのが雪遊びの醍醐味です。残っている足跡は動物だけ。まっさらな雪の大地をウサギやシカの足跡を追ってもいいし、ちょっとしたお尻からの“落とし物”を見つけてみるだけでビックリするくらい楽しいことをお約束します。

野生動物(おそらくシカ)がオシッコをした痕。色が濃いので数時間以内にここと通ったのは間違いない!

ウサギの足跡。どこをどのように通ったのかが分かるので、ウサギのストーリーが見えてくる。

何十年もかけてツルが木に食い込んでいる途中。この木のこの痕は地面から3mの高さにあったけど、積雪1mで視点が大きく変わります。
次はティータイム。ピクニックには欠かせないティータイムも雪遊びならではの、楽しみ方があります。それは、どこにでもピクニックテーブルとチェアがつくれることです。お気に入りの景色を見つけたらそこがピクニック会場になるって素敵じゃないですか?
会場づくりの方法は簡単で、踏み固めた雪の地面を好きな形に掘るだけ。たった5分でできてしまうし、もっと素敵にするならソファーだって、風よけの壁だって、なんだってできてしまいます。

ピクニック会場製作中その1:地面を踏み固める

ピクニック会場製作中その2:地面を掘る(スコップでも、手でも、スノーシューでもでも掘れます。)

ピクニック会場製作中その3:完成!ちょっと掘るだけで快適なピクニック会場ができてしまうのが雪の醍醐味です。
ピクニック会場ができたら、あとは好きなお茶をのんびり楽しむだけ。ポットから温かいお茶をカップに注いで好きなお菓子と一緒に身体に流し込めば、口から幸せの白い湯気が空に向かって上がっていきます。

本日のティーセット。カップも外気で冷めにくい物にするのがコツ。

ピクニック会場でそのまま寝転がると、最高の森と空に挨拶ができる。
気をつけるのは、天候と遭難。少しでも天気が悪かったら中止にして、スキー場のメインエリアの場所が分からなくならないようにスマートフォンのGPSアプリ等を活用しておきましょう。
三密も避けられて、しかも五感を刺激されてストレス発散までできちゃうスノーピクニック。3月中、豪雪エリアなら4月までは堪能できる遊びです。緊急事態宣言が解除になったら、是非楽しんでみてください。
この記事へのコメント
おこめ
楽しそうですね
りょう
雪国はいつもこんな感じw
ぽんで
雪山で遊ぶのも楽しそう
ほな
マスクのない生活はいいです。
ほな
冬は雪です。