今SNSで話題になっているコーヒーをご存知ですか?その名も「牛乳出しコーヒー」。馴染みのお客さまAさんが作ってみたら「とても美味しかった」と話してて、僕も早速やってみました。作り方は以下の通り、とても簡単です。コツは特になし笑!しいて挙げれば、パックを取り出す時に少し揺すったりすると、エキスが強く出て濃いめになります。お好みでどうぞ。そして出来上がったお味はというと…想像以上に美味しくてびっくり。この夏オススメのコーヒーです。
【用意するもの】
・牛乳 500ml / コーヒー粉 30g / お茶用の不織布パック 1枚
【作り方】
コーヒー粉を不織布パックに詰める。
詰めたパックを牛乳に漬けて冷蔵庫へ。
一晩(約8時間)置いたらパックを取り出して完成。
・牛乳 500ml / コーヒー粉 30g / お茶用の不織布パック 1枚
【作り方】
コーヒー粉を不織布パックに詰める。
詰めたパックを牛乳に漬けて冷蔵庫へ。
一晩(約8時間)置いたらパックを取り出して完成。
その後、お客さまAさんと感想を話したところ、お互い同じ印象を持っていることが分かりました。それは「もっと甘い香りの感じがいいよね」。似たようなドリンクのアイスカフェオレには深煎りで苦味系のコーヒーが合うんですけど、そうじゃないマイルドな感じが飲んでみたいというものでした。そこで牛乳出しコーヒー専用ブレンドを作ってみようと思い立ち、早速実験をしてみました。試したやり方は、産地や焙煎ごとに牛乳出しコーヒーを用意し、それを様々にブレンドして確認するという方法です。
豆は浅煎りから深煎りまでの6種類。まずはそれぞれ単体で味見をします。と、この時点でなんとグァテマラが脱落!端正で上品なはずの豆が、クセの強い土着的な印象だったのです。ベースが水(お湯)ではなく牛乳になると意外な味わいを見せるこの現象、偶然知り合いの店「bijin」で似た経験をしていました。コーヒー豆を挽かずに丸ごと焼酎に漬けておくと、コーヒー味のリキュール”コーヒー焼酎”になりますが、これを水割り・炭酸割り・牛乳割りの3種類で飲ませてもらった時、牛乳割りが想像とは逆にパンチの効いた強い味だったのです。
この出来事はブレンドを考える上で大きなヒントでした。単体の味をチェックした後、幾つかのブレンドパターンを試しつつ、少しずつイメージに近付けていきました。最終的に決まったブレンドはマイルドで滑らかな口当たり、苦味と若干のフルーティさが同居するものになりました。でもまだ最終決定ではありません。Aさんへのヒアリングをしたいからです。ちゃんと出来上がったら「牛乳出しコーヒー専用ブレンド豆」として販売しようかと思っています。もちろんドリンクメニューでも!
よく考えてみればコーヒーとはコーヒーエキスをお湯割りor水割りしたものです。その割り材が牛乳に変わると、こんなにも味の現れ方が変わるのは何故なのか?理論的なことは分かりませんが、あれこれ実践してみて分かることはたくさんあります。逆にやってみて理論通りの結果だったとしても、実際にやったことがある人とない人では後々大きな違いとなるように思います。何事もリアルな経験は大切ですね。だから牛乳出しをやりましょう!っていう話じゃないですけど笑。
この記事へのコメント
おこめ
美味しそうですね
ほな
珈琲仕事師が急増中。
黒田 悟志
hiruneさま>既にやられていたとは!機会あれば豊かなひと時を再び♪
だあきちさま>水出し緑茶も美味しそうですねー!
黒田 悟志
ラベンダーアメジストさま>とても簡単でしたよ☆
ミキさま>そう来たかー!って感じですよね笑
黒田 悟志
ゆーだいすきかあさんさま>是非♪
おひるださま>そのパックで一度試してみるのも良さそうですね!
めるしーさま>お試しを〜♪
だあきち
色々あるのですね!
この夏は、氷だし緑茶をよく作っています。
hirune
コーヒーや紅茶葉で一時期やってました
優雅な時間忘れてた・・・
ミキ
牛乳だしコーヒーとは‼︎
やってみよう‼︎
ラベンダーアメジスト
これなら私にも真似できる
美味しそう
めるしー
私も試してみたくなりました!
おひるだ
ウチには今カフェインレスコーヒーの水出しコーヒーパックしかないですが、ちょっと私も牛乳で試してみたくなりました。
ゆーだいすきかあさん
やってみます!