ほどよい広さの森と、小さなベース基地…。ここ4、5年探し続けている二拠点目のイメージです。森との出会いは繋がりやタイミングなのでまだ「ここにする!」と思える物件には出会えていませんが、森の中のデザイン構想を練るために仲間の繋がりでいろいろな場所を訪れています。
今回訪れたのは小樽にある小さなキャンプ場。白樺の素敵な森をベースに大型バスを拠点にしていて、とにかく空気感がもの凄くいい!と聞いて行くのが楽しみでずっとワクワクしていた場所です。
朝一番、ホテルの製氷機から氷を詰めたら早速出発。現地に入ったら周辺の空気感を感じるためにお散歩からスタートです。小樽の立地はうらやましいつくりで、海辺からすぐに小高い丘があって森と海と夕日が一度に楽しめる贅沢三点セットがそろっています。さすがに同様の立地を探すとなると自宅から気軽に行けない距離になってしまいますが、散歩が楽しめるという要素は僕にとっても重要な要素です。
海岸線を歩くと、9月なのにまた熱い日差しに潮の匂い、波が押し寄せる音が僕の五感を刺激してくれます。広くて青い空間には、異国のプラスチック容器が流れ着いていたり、スナガニの穴があったりと目でも楽しませてくれました。
いよいよメインディッシュのキャンプ場見学を始めます。細い通りには周囲に民家はなく、駐車スペースからすぐ奥に大型バスが鎮座していました。気が焦るのを少しおさえながら挨拶をするやいなや、まずは大型バスのさらに奥にある森を見せていただきました。
メインが白樺の木の森。北海道は標高10mでも白樺の木が普通に生息しているけど、本州では標高1000m程度にならないとなかなか見られない光景です。茶色の地面からフレッシュグリーンのササが伸びていて、そこからさらに上に伸びる白い樹皮の木が並ぶ茶と緑と白のスリートーンは贅沢この上ないスッキリとした組み合わせの森は、そこにいるだけでリラックス効果がある気がします。
樹間を見ながら、「ここには焚き火場」「ここには薪小屋」「ここにはハンモック」などなど、脳内で妄想をして楽しみます。森の中で焚き火の赤が反射して、立ち上がる煙を眺めたら間違いなく最上のリラックス地点にたどり着けるだろうな…。
楽しみにしていた大型バスにも潜入させてもらいます。運転席にはシカの頭が鎮座といったちょっとパワーが強いバスの中は、木目の空間が広がっていました。小さなリビングの先には壁を挟んでさらに小さな寝室。バスのカーブや金属フレームの位置を見ながらまさに“現場合わせ”で組み立てていく工程は、苦労と楽しさがハーフ&ハーフで存在しているなんとも表現しがたい楽しさがありました。
バスの入手方法、バス小屋のメリットやデメリットを聞き、冬の楽しみ方や今後のビジョンなどたっぷりとお聞かせ頂けたのは、今回の僕の大きな栄養になりました。
帰りは、地元出身の方に教えて頂いたスーパーローカル地元飯、「どんど」の目玉焼きのせ大盛り焼きそばを頬張ってから札幌に戻りました。もちろん、札幌では今回の振り返りという名のもとの美味しいお酒と地元のつまみに舌鼓を打ち、飛行機に乗って帰京。
僕の理想の森は、はたしてどこになるのだろう?楽しみはゆっくりと味わいつつ、僕の二拠点探しは続きます。
この記事へのコメント
りょう
板壁の穴!ワンショットに( ̄ー ̄)bグッ!
ゆーだいすきかあさん
小樽にこんな素敵な場所があるのですね 真冬にもぜひ行ってみたいですね
ほな
小樽には知人、縁者がおられるのですか。
だあきち
小樽は街しか行ったことがなかったので、白樺の森、素敵です
*
小樽は運河しか観光してませんが こんなに自然豊かな所が残っていて素敵ですね!行ってみたいです♪
はる326
板壁の穴、すごく素敵です。
ミキ
次回はかま栄のかまぼこもぜひ‼︎
千歳空港内にもありますが、小樽工場直売店で揚げたてその場で最高ですよ‼︎
おこめ
すてきですね!
江戸っ子
小樽は、運河しか言ったことがなかったです。
白樺の森、行ってみたいな~
スッチー
良いです。
コレステロール
焼きそばうまそ~
定年ゴルファー
広大で自然が豊か、世界の紛争が嘘みたいな世界!!
あきら
白樺の森 行ってみたい!
よしゴンクス
空気感、最高です!
小樽にもこんな場所があるのですね。
2拠点、羨ましい…。
こんな秘密基地みたいな所で、癒やされたい!
ぽんで
小樽に行ってみたくなりました。
ポンちゃん
北海道の小樽はとても自然が豊かで白樺も大型バスのキャンプサイトも素敵ですね! 2拠点にするには交通費がネックでしょうか? 地元の方お勧めの焼きそば食べたいです! 機会があれば寄ります。
ほな
ホテルの製氷機はいいアイデアですね。気が付きませんでした。
コーヒーブレイク
都市化された小樽のイメージが強かったですが、森の中、素敵ですね。北海道育ちの夫はとても懐かしそうでした。
hirune
通いたいな~