季節は移り、朝晩だいぶ肌寒くなって来たこの頃。車にトートバッグとソフトクーラーボックスを積み込んでエンジンをまわしました。ほんの少しずつ緑から黄色に変わりつつある秋の森を求めて車を走らせ、ひとりの時間を楽しみに出発です。
今回の目的は、「ハンモッキング」です。ハンモッキングとは、散歩をして、お気に入りの木を探し、ハンモックを設置。あとはただハンモックの上で過ごすという実にシンプルなソロ活動だ。「それって楽しいの?寂しくない?」と言われそうだけど、これが実に有意義な時間なのだ!
目的地に着いたら、荷物を持って森の中を散歩。目的地が決まっていない散歩は、鳥の声と時々舞い落ちる黄色い葉っぱを浴びながら時間を気にせず歩けるのがたまらない。
「これが僕の木!」というのを見つけたら、早速ハンモックの設置を開始。木の状態や周囲の景色を味わいながら手早く設置し、地面からの冷たい空気を防ぐためにキャンプマットもしっかりとセットします。ハンモックの設置を終えたら、あとはもう動かなくてもいいように温かいコーヒーのセットアップまでを一気に終わらせます。
コーヒーはこだわりすぎず、でも美味しく、温かい状態のものを好きなタイミングで飲めるようにするのがハセベ流。持ってきたお湯でコーヒーをおとしたら、さらにボトルにコーヒーを注ぎ入れます。いつもはそのままボトルからコーヒーを飲みますが、この日は気分的にカップもセットアップします。
ゆっくりとハンモックに自重を預けたら、浮遊感ある世界が始まります。心地良いフワフワした身体のまま、積まれていた本のページを広げ始める。夏よりもカサカサし始めた木々の音が読書タイムの集中力を上げてくれます。時々コーヒーを飲んでは本のページをめくり、そして空を眺める。自分のハンモックが繋がっている木を見上げると、上下が逆に見えるのがなんだか特別感を与えてくれるような気がします。
ハンモックに揺られ、本のページをめくり、コーヒーを飲み、空を見上げる…。この行動を好きなだけ続けていたらあっというまに数時間が過ぎていました。外気が冷たくなってきたので、ウールのブランケットで僕とハンモックをカバーします。食べかけの食事にラップをかけるようにしっかりとカバーすると、冷気は完全に遮断されるので、まだまだ延長戦が可能になった。
しばらく本のページをめくってみるも、保温されたハンモックの上はあまりにも心地良く一気に眠気が襲ってきます…。今日はソロハンモッキング。つまり眠気に逆らう必要はないのだ!眠気に襲われるがまま、至福のお昼寝タイムにヌルッと入っちゃいます。
目隠しの帽子でカバーされていない顔の一部に落ち葉が当たったおかげで目を覚ます。外してテーブルに置きっぱなしにしていた時計を見ると、1時間程度眠っていた様だ。この睡眠時間は、仕事で脳が覚醒しているときの睡眠よりも、ランチ後のお昼寝よりも、充実したお睡眠時間で、個人的には日々の7時間睡眠に勝る充実具合だと感じました。
帰路の車にはスッキリした自分がいて、流れる景色も心なしかクッキリシャープになった気がしました。みなさんも、是非ソロハンモッキングしてみてください!
注意:ハンモックは、許可がある場所でその場所のルールに従って楽しみましょう。
この記事へのコメント
おこめ
楽しそうですね
りょう
ハンモックは最高!
ほな
ハンモックから落ちませんか。
ミキ
ハンモック良いなー
ぱる
今度キャンプに行ったときに、ハンモックを使ってみます。以前うまく乗れなくてしまい込んでます‥
オリーブ
気持ちよさそうですね!
メレンゲ
私は家でハンモック読書しています。もう少し小さいタイプの物ですが落ち着きます。
アイス
コーヒーや紅茶を入れて大丈夫なサーモス製品が知りたくなりました。
ほな
優雅な日本人です。うらやましいです。
ネコ太郎
憧れます
アイス
ハンモック良いですね。
はる326
自分の木から落ちてきた紅葉っていいですね。
定年ゴルファー
コーヒー片手にハンモックに揺られて過ごす空間憧れです!!
おじゃ
木陰でハンモック、暖かなコーヒーをポットから、憧れがあります。
江戸っ子
森にコーヒーの香りが漂うと リスとか、モモンガとか冬眠前の動物が集まってきそうですねぇ~
ポンちゃん
癒やされる時間ですね!
あきら
ちょうど良い気温と天気のときに仕事が休みだったらなぁ~
スッチー
良いです。
ぽんで
至福の時間が過ごせそうですね。
hirune
木や自然にやさしい癒し空間ですね
コーヒーブレイク
アウトドアでののんびり読書・・・いいですね!私も人にオススメできる本を探そうっと。