春は新規事業の開発に営業、そして現場…とやることは盛りだくさんです。みなさんもきっと日常生活含めお忙しいのではないでしょうか?そうなるとなかなかフリータイム(僕的には1日とか、2日とか、できれば1週間の単位)がつくれなくなってしまいます。そんな時は、1〜2時間というちょっとした隙間時間だけでも自分時間を過ごしたくなります。
この日、キーボードをたたきつつ洗濯物を干していると、「日差し」「風」「気温」の三拍子が完璧な春らしい天気を感じてしまいました。もう、心と身体がムズムズして仕方がなくなった僕は、道具とお湯を入れたポットをトートバッグに詰め込んでお散歩に出かけました。準備時間は15分。我ながら素晴らしいタイムです!
時間は潤沢ではないので、この日の目的はシンプルに。森の中で珈琲を飲むために森を散歩します。森を歩く事数十分。鳥の鳴き声のシャワーを浴びて、野いちごの花を見つけ、周囲を見渡しながら歩いていると座るにはちょうど良い切り株を見つけました。
使う道具は「パーコレーター」といって、アメリカ開拓時代に活躍した珈琲を入れる器具です。水またはお湯、そして挽いた珈琲豆を入れたらお好みの濃さになるまでグツグツ火にかけるだけ…。という、元々焚火に当てている間に珈琲を入れるという構造なだけあって、なんともシンプルで豪快な工程です。
パーコレーターを選んだ理由は、珈琲をドリップで美味しく入れる技術がないこともありますが、何よりもアウトドアを感じる豪快な道具で入れたコーヒーを飲みたかったこと。そして、一度に大量に入れられるので、最初の1杯を楽しんだらその余韻をポットに入れて持って帰りたかったからです。
豆をセットしたら、時短のためにポットからお湯を注ぎます。パーコレーターを火にかけたらあとは待つだけ。今回は、読書の気分ではなかったので、春の気候を音が出るくらいボーッと楽しむことにしました。パーコレーターから蒸気が噴き出し、パーコレーター内のお湯が豆を通って循環しはじめると、次第にフタにある透明な持ち手部分に上がってくる透明のお湯が珈琲色に変わってきます。あとはもう好みの濃さになるのを待つだけ。
できた珈琲をパーコレーターから直接シェラカップに注ぎます。入れたての珈琲はかなり熱いので、ウグイスやムクドリの鳴き声を聞きながらまずはリラックス。大きなため息と一緒に色々吐きだして、空っぽになった肺に森の空気をたっぷりと取り込む。そして、軽く息を出したらパーコレーターの珈琲をゆっくりと口に含みます。
まだ熱い珈琲が喉を通っていってから少しすると、暴走気味だった脳内がゆっくりとした回転速度に戻っていきます。こうなったら、もうすぐ自分らしい自分の完成!散歩を始めて1時間程度だけど、僕の心と身体と脳みそは完全に自然時間にチューニングされていきました。
残った珈琲はお湯を入れて持ってきたポットに全て入れて、これから始まるお仕事のお供にするために持ち帰ります。さて、トータル時間は2時間程度。あっという間でしたが、それでも十二分に有意義な時間になった気がします。さて、次のリラックスデイまで、もう少し頑張ろうかな。
この記事へのコメント
mame
思い立ってひとりでお出かけできるの凄い!
がっちゃん
パーコレーターいつもシングルバーナーで使っていたのでポットのお湯でもできることに驚きです
はる326
コンパクトなコーヒーセット、欲しいです!
Asaku
自然の中心なら味わいも別物なんでしょうね うらやましいかぎりです
おこめ
いいですね
キャプテン
自然の中でのコーヒー、羨ましい
ゆーだいすきかあさん
美しい森
美味しいコーヒー
こちらまでゆったりな気分を頂戴しました
ありがとうございます
あきら
珈琲の楽しみ方って色々あるなぁって感じました。私は家から珈琲を持って行く事しか頭になかったので 今度やってみます。
TAKA
がんばってください。
かぐや姫
最高に贅沢な時間!
それを追体験できる幸せ!!
ありがとう〜
かぐや姫
いいなー
わざわざコーヒーを楽しむための山歩き
緑の中で飲むとインスタントでも美味しい
自分ではこんなリッチな時間は無理だろうから
せめてブログで追体験させていただきますね
ありがとう
マチ
素敵
はる326
自然を味わってますね。
江戸っ子
そうですよね。森の中でお湯を沸かさなくても、自宅からお湯を持っていけばコーヒーは、森の中でも おいしい状態でのむことができますよね♪
ほな
重い装備ですね。いいコーヒーを飲むコツですか。
定年ゴルファー
森の中でコーヒー!至福のひと時ですね!!
ポンちゃん
森林浴しながらのコーヒータイム素敵ですね!
ぽんで
森の中でのコーヒーは格別ですよね
おじゃ
自然の中でのコーヒータイム素敵です!
コーヒーブレイク
森の風景が素敵です。香りも伝わってきそう。
スッチー
良いです。
hirune
自然にやさしい道具であれ♪