第18話 ペーパーカットの楽しみ方

  • 2016.10.17
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ある一枚の写真から始まったフォトコンテスト。
コーヒーのドリップペーパーを使って、切り絵のようにデザインカットをするのは、やってみると結構ハマる面白さがあります。
とは言え、初めてやってみる方がほとんどだと思うし、四角い一枚の紙ではないので、ちょっとクセがあるのも確かです。

そこで今回は、ペーパーカットのコツやアイデアについてご紹介したいと思います!

「基本~重ね切りと穴あけ」
ペーパーを折り込んでカットすると、同じデザインがグルッと現れるのが、やはり一番の面白さ。またそれがカットの基本でもあります。 ただし、折り込むほどに厚みが出て切りにくいので、初めは無理に折り込まず、ペーパーを拡げる前の2枚重ねの状態でカットするだけでもOKです。
また穴を開ける時は、開けたい穴を線対象の形で半分に考え、そこだけ折ってハサミを入れると上手く出来ます。

と、ここまでは誰でも思い付くところ。次にドリップペーパーならではのポイントをご紹介。

「オーバーサイズのペーパー」
ドリッパーとそのペーパーは、本来同じサイズを使うのが大原則です。
でも、もしお手持ちのドリッパーが円錐型と呼ばれるタイプなら、オーバーサイズのペーパーも使えます。 むしろ敢えて大き目を使うことで、はみ出す部分だけをカットすると、セットした時にきれいに見えます。
またペーパーが大きい分だけ切りやすく、デザイン出来る範囲も広がります。

「デザインの単純化、デフォルメ」
普通の紙よりふわふわとしてて柔らかく、また厚みもあるので、細かいカットは案外難しいです。だから表現したい物の形を出来るだけ単純化しましょう。 また実際のバランス通りではなく、特徴的な部分を誇張するのも伝わりやすくなります。
まあ、そこが難しいんですが(笑)
横浜みなとみらいを単純化。

「ループ」
ただの新幹線じゃないって、豊岡真澄さんなら気付いてくれるだろうか(笑)
読める??
一枚の平たい紙ではなく、円錐に立てた状態になるのがドリップペーパー最大の特徴です。
その上部は円周を描く事になるので、デザインがぐるっと繋がるので、それを活かすデザインもオススメ。
また文字をカットすると、無限ループのメッセージがデザイン出来ます。
アルファベットはカットしやすく、また多少簡略化しても意味が通じるので、作りやすいかと。
ちょっと流行りモノの見本を作ってしまいました。APPLE PEN(笑)

「色分け」
ヤシの木の向こうに海と雲、のつもり
竹のかごみたいになりそう
ペーパーは漂白タイプの真っ白と、無漂白タイプの茶色があります。
デザインによって使い分けなんていうコダワリ方も出来ます。
またこれは裏ワザですが、2色を重ね使いすることで立体感を演出できます。
更に上手くカットすると、ペーパーの切りこみ箇所から内側と外側を逆にすることも可能!それを応用すれば編み込みさえ出来ます。
いかがでしょう?ただの脇役に思えたコーヒーペーパーが、ちょっとしたアイデアと遊び心でこんな風に楽しめます!

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是非奮ってご応募くださいね!お待ちしていまーす!

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この記事へのコメント

コマ

してみたいけど、難しそうです。商品として売っていたら購入してみたいです!

ほな

まるで、華麗。

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