みなさん。
おもちゃ屋さん、模型屋さん、駅の売店、ファミレスのレジの横に置いてある電車のミニカー。
ご存知ですか?
これです これです!!
そう、男の子なら誰でも知っているダイキャストトレーンです。
長男も夢中になったこの電車ミニカーの秘密を墨田区にある「株式会社トレーン」の五十嵐社長さまのところにお邪魔して直接お伺いしました。
会社は墨田区。五十嵐社長と入り口でパチリ。
「道場破りみたいですね」と大笑いされました。
違いますー!!
貴重なミニカーをたくさん見せていただきました。
東北新幹線200 系。実車にはなかったJNR のマークが。
現在発売中の 0 系新幹線
名古屋のリニア・鉄道館でバージョン違いが買えるそうです。
販売中の0 系(左)と初期の200 系(右)
ずいぶん印象が違いますね。
アンテナは突起をなくして柔らかい樹脂を採用。
これは細かい!キャラ可愛いです!
私のお気に入りは「DD51」北斗星色!
昔懐かしいシリーズ。パパが遊んだ頃のものがあるかも。
もう、あっという間に文字数オーバー。
次回はインタビューの続きとダイキャストトレーンのラインナップをご紹介させていただきます。
どうぞお楽しみに!
おもちゃ屋さん、模型屋さん、駅の売店、ファミレスのレジの横に置いてある電車のミニカー。
ご存知ですか?
これです これです!!
長男も夢中になったこの電車ミニカーの秘密を墨田区にある「株式会社トレーン」の五十嵐社長さまのところにお邪魔して直接お伺いしました。
会社は墨田区。五十嵐社長と入り口でパチリ。
「道場破りみたいですね」と大笑いされました。
違いますー!!
豊 岡: |
ご無沙汰してます!今日はインタビューよろしくお願いします。 |
五十嵐: |
お久しぶりです!!なんでも聞いてくださいね。 |
豊 岡: |
では早速ですが、ダイキャストトレーンについて教えてください。 |
五十嵐: |
ダイキャストトレーンは、株式会社サクラに在籍していた私の父が「お子さんが手に取りやすく、持ち歩きやすい鉄道のおもちゃ」として考案したのが始まりでした。 ところが、諸般の事情でサクラが閉鎖されることになって・・・ |
豊 岡: |
えええ! |
五十嵐: |
会社が閉鎖されてしまえば商品も無くなってしまうので、父は当時販売されていたサクラからスケールモデル25種を引継いで1983年にこの会社を設立しました。 創業以来、シリーズの入れ替わりはありますが、蒸気機関車から新幹線、特急、通勤電車まで常時約80種類のダイキャストのミニカーを揃えています。 |
貴重なミニカーをたくさん見せていただきました。
豊 岡: |
そんなにたくさんあるのですね。 ダイキャストのシリーズはもう長男が大好きで・・・。 ちなみに歴代のシリーズで一番人気のある車両は何ですか? |
五十嵐: |
一番人気はやはり新幹線0系のシリーズですね。 いま会社にある一番古いモデルは東北新幹線の200系ですね。 ご覧になってみますか? |
豊 岡: |
ぜひ見たいです! |
五十嵐: |
ドウゾドウゾ! これは新幹線0系を改良した初期のモデルで、車体色とスカート(大型排障器)の形は東海道新幹線とは違いますが、ほぼ0系新幹線と同じ仕様で作られた当社の創業当初の製品です。 ここにJNRのマークがあるのが特徴なんですよ。 |
東北新幹線200 系。実車にはなかったJNR のマークが。
豊 岡: |
わー!昔のおもちゃって感じですね。 |
五十嵐: |
ですよね。 おっしゃる通り昔の製品は、形もゴツゴツ、色もぼんやりしています。 当時の塗装は簡単にいうと、塗り分け位置に板を当ててスプレーで色をつける「マスキング塗装」というやり方をしていました。 0系は改良を経て、今でも販売されているのですが、技術的にもずいぶん進化したんですよ。 |
豊 岡: |
1983 年と言えば私が生まれた年です!(笑) ずっと続いているなんですごいです!! まさにロングセラーですね。 |
五十嵐: |
そしてこちらが、現在発売されている0系です。 当時はシンプルなおもちゃという位置付けだったんですけど、最新版のものはプロポーションもかっこよくなっています。 昔の窓ガラスは車体よりも引っ込んでいたのですが、「ツライチ」と言って、現在は車体と同じ面に合わせて作るようにしています。 |
豊 岡: |
細かいところもたくさん改良されているのですね。 |
五十嵐: |
そうですね。ある程度のところまでにしないと費用が高くなっちゃうので、費用と効果のバランスをいつも気にしています。 でも街でダイキャストの電車を嬉しそうに持っているお子さんを見かけると嬉しくて、ついつい頑張っちゃうんですけどね。 |
現在発売中の 0 系新幹線
名古屋のリニア・鉄道館でバージョン違いが買えるそうです。
豊 岡: |
わー!色も綺麗!ライトも運転席の窓の形もかっこいいですね! |
販売中の0 系(左)と初期の200 系(右)
ずいぶん印象が違いますね。
五十嵐: |
お子さん向けを想定した商品なので、ST マークを取得し、素材、形状などの安全性にも注意しています。 鉄道は安全でカッコ良くないといけませんからね(笑) |
アンテナは突起をなくして柔らかい樹脂を採用。
豊 岡: |
子供はおもちゃを口に入れたりすることがあるので、ママから見ると突起とか素材とかはとても気になります。 このアンテナ、見た目では柔らかい素材だなんで思いませんでした。 細かいところまで考えて作られているのですね。 ちなみに、今まで一番苦労した商品にはどんなものがありますか? |
五十嵐: |
いろいろありますよ。(笑) 技術的に特に難しかったのは富士急行さんの「フジサン特急」ですね。 この商品は転写シールを使って複雑な絵柄を表現しているのですが、実はダイキャストに転写シールってタブーなんです。 |
豊 岡: |
ええええ!そうなのですか? |
五十嵐: |
そうなんです。 転写シールはプラスチックには密着するのですが、金属は剥がれやすい性質を持っています。 しかも、ダイキャストの塗料は高温で焼かないと硬化しないので、加熱すると今度は熱でシールが燃えちゃうんです。(笑) メーカーと試行錯誤して、耐熱性があるシールを作ってもらいました。 |
これは細かい!キャラ可愛いです!
私のお気に入りは「DD51」北斗星色!
昔懐かしいシリーズ。パパが遊んだ頃のものがあるかも。
次回はインタビューの続きとダイキャストトレーンのラインナップをご紹介させていただきます。
どうぞお楽しみに!
この記事へのコメント
おこめ
すごいですね
ほな
ほっちゃり兄と妹。
ほな
社長さんはお兄さんですか。よう似とる。
まこつ
進化しているんですね〜知りませんでした。(^_^)
ほな
新幹線だ。