第61話 どちらもマイペース

5月にサイクリングして以降、全く自転車に乗れていなかったのですが、ようやく走りに行きました！真夏の恒例、湘南ライド！うれしー！ヤッホー♪それも今回は所属する自転車チームのメンバーを誘って総勢4名。最近は独りが多かったので久々の集合です。メンバーはほとんど近所の連中なのだけど、若手の“タケちゃん”は神奈川県の平塚在住。わざわざ車に自転車を積んで、世田谷の集合場所まで来てくれました。そして他の3名が練習不足のダメダメなオッサン達なのに比べ、タケちゃんはトライアスロンにも参加する実力者。我らオッサン達の風避け守護神として、彼はほとんど先頭を走ってくれました。（というか頼んだんだけどねw）

今年は異常に高温な夏だからとても心配だったけど、その日はイイ感じに薄曇りで陽射しもキツくなく、またダメダメ3軍オヤジ達にとってタケちゃんのペースメイクは絶妙な心地よさ。おかげで快調に“ゆっくり”走って江の島に到着しました。そしていつものしらす丼定食でエネルギー充填後、ビーチ沿いでビキニのおねえさん達をチラチラ眺めて更にエネルギー充填(笑)。そこから僕のお気に入りスポット、七里ヶ浜まで移動しました。目の前に広がる海や空はどんよりとしていましたが、それでもどこか清々しく、僕らは仲間同士でここまで走ってこられたことに大満足でした！

帰りも無事に家路に着き…と言いたいところですが、3軍オヤジ達に限って、途中で自転車パーツの一部に限界間近な部分が発覚。オッサン達はそれぞれ身体に、自転車に、少なからずメカトラブルを抱えながらも、“ゆっくり”マイペースで走り切りました。

と、気付けば最近遊んでいる話ばかり書いていますね。何の穴埋めか分かりませんが本業のことも少々。

6月の終わりに友人と立ち上げたシェアスペース、Juhla Tokyo（ユフラトーキョー）。都内だけどビミョーな場所に「フィンランドの音楽×地元の谷根千ミュージシャンの音楽×自家焙煎の珈琲工房」という組合せの店を作って、果たして人は来るのだろうか？？と思っていましたが、お陰さまで少しずつお客様も増え、何度も足を運んでくださる方も現れ始めました。特に「フィンランド音楽の専門店」というのは国内でおそらくここだけのようで、コアなファンの方がSNSで知ってお越し頂くこともあります。でも北海道からのご来店や、日本を旅行中のフィンランド人がいらした時はさすがに驚きました！

また「居心地が良い」とか「お洒落なショップ」などと評して頂くことも多く、嬉しくもあり少し恐縮しています。と言うのも、内装は以前のテナントが残していった状態を、ほぼそのまま利用してアレンジしたものなのです。だからお洒落という評価は「アレンジのセンスに対する褒め言葉」として、ありがたく半分だけ受け取っています(笑)

それなりに順調なスタートですが、8月下旬には早くも夏季休業を頂く予定です。なぜならそれは僕らが「チーム」ではなく、ピンで仕事をしている者同士が手を組んだ「ユニット」だから。僕は8月23～29日の1週間、毎年恒例、東急ハンズのハンズメッセというセールに出店し、フィンランド音楽担当者は現地へ旅に出ていてほぼ8月いっぱい日本におらず、代表のO川くんも諸々の予定がある、という状況なのです。でもこれは各自の活動が活発化している証ということでお許しを。

経験したことのないオーバーヒートな季節の中で、僕は公私どちらもマイペースな夏を過ごしています。