さあ久しぶりにオートバイの話題です。先日お店を臨時休業して、昨年に引き続きモーターサイクルショーという展示会に行ってきました。なぜなら僕のバイクの弟分が遂に発売されることになり、その初披露だったからです。妙な事言うなぁと思うでしょ?僕の愛車XSR155はヤマハ製なのですが、実はタイとインドネシアのみで現地向けに製造・販売されている、国内では未発売の「並行輸入車」なのです。今回はその排気量を125ccに落とした、いわば僕の弟分が国内販売されると発表され、そのお披露目をどーーーしても見たかったのです。
会場は東京ビッグサイトです。到着するとまずはヤマハのブースへまっしぐら。おお!ステージ上に見慣れた姿の、でも誇らしげに輝く一台が!XSR125の初お目見えです。ちょっと泣きそう…。だって例えるなら、僕の愛車は日本人の父とタイ人の母の間に生まれ、日本人としての誇りも持ちつつタイで育ったけど、いざ来日してみたら「お前は”ガイジン”だから」と言われヨソ者扱い…みたいなイメージなのです。しかし人気の盛り上がりと活躍によって、まずは弟が日本人として正式に認められた!大袈裟に言えばそんな気持ちなのですよ。胸熱デス。
しかもその隣にはカスタムしたXSRが展示されているじゃあーりませんか!なんとヤマハ直々にカスタムパーツまで同時発売するといって参考出品していたのです。排気量は違えど車両の構成部品はほぼ共通しているはずですから、カスタムパーツも流用出来るはず♪それどころか、故障などの際はわざわざ海外から部品を取り寄せなければならなかったのが、かなりのパーツを国内で(しかも安く!)手に入れられる可能性が高くなるのです。ね、泣けるでしょ?しばらく展示車両の前を離れられませんでした。
ひとしきり眺めたあと、僕は他メーカーの気になるバイクに跨ってみたり(ここぞとばかりに大型バイク狙い…)、気になる革ジャンを試着してみたり(何着ても似合うんです、白衣だって…)、レースクイーンを横目でちょっと眺めて(すいません、真っすぐ見ました…)、展示会を堪能しました。一番感激したのはあるパーツメーカーで、愛車XSR155用のカスタムレバーをまもなく発売すると聞いた事。情報を教えてくれた普通の従業員女性が、その瞬間どんなレースクイーンよりも光り輝いて見えましたよ!
今回の展示会では思わぬ発見がありました。前回は教習所さえ通う前だったので、どの展示バイクに跨ってもひたすら感激していました。でも今回はハンドルやステップの位置、タンクの形状などによるポジションの違いなどにも、自分なりに良し悪しや好き嫌いを感じていました。バイク歴はたった9ヶ月ほどなのに、その僅かな経験の差でも分かることがたくさんあって、また正しいかどうかは別としても、何がしかの判断が出来る事に少なからず驚いたのです。
事あるごとにコラムで書いたり話したりしていますが、経験がない状態と一度でも経験がある状態では、やはり決定的に差があるのだなぁと感じました。今やネット検索すれば何でも知ることの出来る世の中ですが、実体験で得られる情報には自分の血肉となるような力があるように思います。それは少しずつ堆積していくと、やがて”勘”とか”運”と呼ばれるものにも姿を変えていくような。皆さんももし何か関心事があるならば、ちょっと勇気を出して踏み出してみてはいかがでしょうか。その一歩が一味違う明日へと繋がるかもしれませんよ。
この記事へのコメント
ほな
サラリーマンならできない生活です。うらやましいです。
だあきち
どれも、キラキラしてかっこいいですね♪
ミキ
最高ですね〜٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
おかめ
バイク好きには、たまらない。
ほな
迫力満点、高そうです。
おひるだ
胸熱でしたね♪展示会、堪能できたようで良かったですね。
*
見に行かれたんですね♪
すっかり忘れていました!
兄弟分出ると嬉しくなりますね
でも自分の愛車が一番 かっこ良くて
素敵ですよね (^3^)
ぽんで
いいコラムですね
くらげ
小さく始めるっていい言葉ですね。
わたしもなにか始めたいな~
江戸っ子
並行輸入バイクもステキでしたが、弟分もナカナカですね♪
コーヒーブレイク
おしゃれで素敵ですね!
hirune
ロマンではないですか~