残った仕事はPCごと無理矢理バックパックに詰め込んで向かったのは韓国。海外遠征にしばらく行けていなかった僕は、ウォーミングアップも兼ねて実はまだ行ったことがなかった韓国へ飛びました。
羽田空港から2時間30分。夜景を見ながら飛び立った飛行機が韓国の金浦空港に到着し、もろもろの手続きを済ませて外に出たころにはもう深夜も大幅に深くなっていた。市内への移動手段の公共交通機関はもう動いていない。この出鼻をくじかれて、ちょっとしたお手上げ感でヒリヒリする感覚を久しぶりに味わった僕は、なんだか少し嬉しい。いわゆる白タク、黒タクといったタクシーの中〜なるべく怪しいものは避けて拾い、クラクションとヘッドライトの嵐の中を抜けてホテルにチェックインしました。
せっかくの韓国初日。荷物は全てベッド上に投げ出してひとまずホテルの外をブラブラと歩いてみるのが僕の旅のフォーマット。そのまま適当なお店で生ビールで乾杯!…といきたいところだったのですが、流石に周りのお店は既に閉まっていたので初ご飯とビールはホテル近くのコンビニへ。
初コンビニの名前は「Nice to CU」なんとも良いネーミングだ。なんとなく幸先がいい気持ちにさせてくれた。「アニョンハセヨ〜」と朝昼晩問わず使える便利な挨拶でお店に入って周りを見回したら、全てがハングル文字だらけ。右も左も何も分からないこの感覚は久しぶりだ。ビールとつまみとシメの何かを買いたいのだけど、もはや写真から味を想像するしかないという異国迷子感がもう最高だ!この日はホテルの部屋で現地のテレビを見ながら旅の始まりに乾杯をしてこの就寝。
翌朝、ここからが改めて旅の始まり。ボトルに温かいお茶を入れてデイパックに投げ込んだら早速ソウルの街中へ。大きな駅でいわゆる韓国版「SUICA」や「PASMO」のようなカードを購入して電車移動。なんとなく読めもしない路線図を眺め、若者のファッションや看板、電車内のCMを見ていると、韓国の先進的文化を生で、五感で味わった。
目的地は“プチ古き良きソウル”と観光がミックスされた街。まずは当てもなく周辺を練り歩いて自分で韓国感を掴むのだ。メインストリートから1、2本路地裏に入り、地元の人も仕事の合間に休憩している飲食屋台と大きな袋にギュウギュウパンパンに詰め込まれたカラフルな服が山のように並んだ卸問屋街らしき場所をゆっくりと歩いた。道端でなんだかよく変わらないものを食べながら、鼻を効かせてさらに数奥の細道へ。
テント系をガシガシ縫う職人さんが同業他社なんて関係ないと言わんばかりに立ち並ぶ場所で手仕事をしばし観察。これでもかというくらい改造を施したバイクに荷物を積載する人。エイの干物に驚き疲れたらカフェでコーヒータイム…。なんとなく懐かしく、そしてなじみがありつつも異国感がある韓国のソウルの街は、想ったよりも自分にしっくりくるエリアのようだった。
この日はランチに鳥鍋を食べ、夜はサムギョプサルをビールで流し込み、そして明日の準備を整えたらホテルにもどり備えることに…。といってもこの日も気付けば深夜12時を大きくまわっていました。いよいよ明日は今回の目的を果たしに出発だ。
さて、僕は北を見て何を想うのだろうか?
この記事へのコメント
めるしー
韓国旅を思い出しました。美味しいもの、生活感のあるもの、同じアジア人でもいろんなギャップを楽しませてくれますよね♪
ほな
凄い好奇心感心します。
ゆーだいすきかあさん
熱気にあふれていますね
アイス
パワフルですね。
はる326
現地の食堂で現地のビール、最高ですね!
ミキ
韓国‼️行ったことないので行ってみたい‼️
チャロパパ
美味しそう
ほな
お若いですね、好奇心が感じられます。 やはり隣国ですね。
おじゃ
一度は行ってみたい国、韓国、言葉がわからなくても何とかんるのですね。
かぐや姫
日本語が通じないところは気後れしてしまいそう。
臨場感のある写真とレポートが楽しいですね。
いながらにして旅気分をありがとう。
だあきち
韓国、いったことないのですが、ワクワクする写真で、楽しくなりました(^^)
ポンちゃん
近い韓国ですが。。。異国情緒満点な写真ですね!
かぐや姫
自由な感じがいいな。
アイス
旅楽しみです。
スッチー
良いです。
おこめ
楽しそう
ぽんで
韓国は近くて行きやすいですよね。
江戸っ子
「アニョンハセヨ〜」
料理をみると どこの国にいらしているのかわかりますよね~
あのバイクの荷物。バランス保つの大変でしょうが、安全運転で目的地までたどり着いたのでしょうか?心配になるぐらいの荷物量!?
hirune
もう少し円高になったらいきたいな