皆さまお暑うございます。暑過ぎて昼間の意識は平常時の３割くらいになっているクロダです…。とはいえ、そんな灼熱の炎天下でも仕事はしてまして、先日は東京ビッグサイトで行われた展示会へ行ってきました。『カフェレスJAPAN 2023』という展示会で、カフェやフードサービスの食材・機材・資材各種、サービスなどについて、業者さんとの商談を前提とした展示会です。また各種セミナーや競技会も行われ、バリスタの日本一を決める「バリスタグランプリ」などが開催されます。
東京ビッグサイト入り口付近の看板
バリスタグランプリの会場
広ーい会場はカテゴリーごとに分かれていて、例えば発酵・醸造食品のコーナー、麺類のコーナー、健康食品・機能性食品のコーナーなど、普段ウチの店にあまり関係のない分野でも興味深いものがたくさんあり、実に面白いです。もちろんカフェ・喫茶店・コーヒービジネスの専門展が一番のお目当てですが。コーヒー豆販売の専用袋なのに生分解性のモノや、コーヒー豆の焙煎時に出てくる”チャフ”という薄皮を用いたプラスチック製品があったりして、SDG'sな時代のトレンドを感じます。
コーヒーのチャフを用いたプラスチック素材の製品。実際コーヒーの香りがしました！
国内で作られている紅茶の茶葉。とっても試飲したら美味しくてびっくり！
配達用バイクにも電動タイプが。細かな所がよく考えて作られていて、単純に乗り物として魅力的。
酒造メーカーの出展もあり、当店でメインの泡盛である請福酒造のブースを発見！でもなぜか無人で、メモ紙に「試飲希望の方は多良川に声をかけてください」と。多良川とは宮古島の泡盛メーカーで、ある意味ライバルなはず。伺った所、なんと台風の影響で請福の方が来られなくなってしまい、多良川の営業さんが一人で両方の面倒を見ているとのこと。島（シマ？）を超えた協力関係にちょっと感動…。今年当店では石垣島の泡盛特集をやっていますが、急遽、多良川の”琉球王朝”も昨年に引き続きメニューに加えることにします笑
多良川のブース。泡盛以外もいろいろ作られていて、サンプルを頂いてしまいました。
と、ここでサーモスのブースを発見！一般カタログには未掲載の業務用製品が展示されています。実は去年もここで担当の方とお話したのですが、それを覚えていらして「あれからもう一年経ったって事ですか〜！」と、お互い時の流れの早さにシビれてしまいました笑。そして話題は業界の将来のことへ。「コーヒーの2050年問題」〜温暖化の影響でコーヒー豆の生産量が半減する〜について、思わず熱く語ってしまいました。以前のコラムでも取り上げたことがあるので、ご興味ありましたらご一読ください！
サーモスの業務用製品のみを展示するブース。一般の皆さんは見る機会がないものばかりです。
さまざまなブースに寄り道し過ぎて、あっという間に閉館時刻！普段の僕は自宅とお店の往復だけになりがちで、他の飲食店や繁華街へ行くことも少なかったりします。それだけに意識的に”インプット”する機会を持つのは、やっぱり重要だよなーと思いました。また何より様々なメーカーさんとの直接的なコミュニケーションは、たくさんのヒントや刺激を与えてくれました。そこには３割くらいしか働いてないアタマを揺り動かす”大切な何か”があるのだと思いました。
いつ見ても神殿のような。
この記事へのコメント
おこめ
すごいです
かぐや姫
コーヒーの香りがするスプーンって、楽し過ぎるね。
ゆらん
こんな楽しそうなイベントがあるのを初めて知りました。
RIRIN
興味深いイベントですね
みぃみぃ
イベントがあるのは知っていましたが興味深い物が沢山ありますね！地球温暖化…今年の猛暑を経験していると 今後の食糧難 珈琲2050年問題等 本当に考えさせられる事が多いですね！!
江戸っ子
興味深いイベントを廻っていると 時間があっという間に過ぎていきますよね。
歩いた歩数も かなり多かったのでは?
お疲れ様でした。普段行くことがない展示会を垣間見えたので 楽しかったです。
hirune
初めて知りました
とっても有意義なイベントですね！
よしゴンクス
行ってみたい！
温暖化の影響、怖いですね。
今ある物を大切に有り難く、頂かなくては…。
ミキ
わーーー！！！
行ってみたい！！！！！
ポンちゃん
コロナ禍で4年ほどの空白が至る所でありましたが、やはりリアルに触れることは非常に大切ですね！配達用の電動バイクも格好良かったです。サーモスの業務用商品も興味をそそられる情報でした。コロナでしばらく長期変動の温暖化にスポットが当っていませんでしたが、今年の暑さも異常ですが地球温暖化の問題は、嗜好品も含め人類の食糧問題に直結して行くので真面目に地道に取り組まないとならないですねぇ～
ぽんで
良いイベントでしたね
コーヒーブレイク
地球が健やかになることが何より大切だと思いました。
ほな
珈琲2050年問題を初めて知りました。恐ろしいですね。